そう言えば高校の卒業式でとある先生が、
「進学する人もいれば就職する人もいる。これから先の人生で様々な困難に立ち向かうことになると思うが、魔法の言葉を授ける。それは”まあ、いっか”だ。」
とお話ししてくださったことをふと突然思い出した。

当時は「どゆこと…？」と意味が全く分からなかったのだけど、大人になってよくよく分かるようになった。

ここ数年、私は過渡期にいるらしく、大小様々な無理難題を強いられている。

去年は本当にどん底で、何もかもが嫌になったりしたけども、少し脱出してきた今、高校の先生が教えてくれた魔法の言葉のありがたさを痛感している。

とにかく真っ直ぐに、真面目に、全力で何事にも立ち向かって行っていたけど、人生のどん底にいる中で、真面目に考えすぎずに、自分のことも他人のことも”まぁ、いっか”って軽く許せるぐらいが生きやすい。

「まぁいっか、明日頑張ろ〜」
「まぁいっか、また次！」
肩の荷がどさっと落ちる。

逆に考えて、どん底に堕ちなければ高校の先生の魔法の言葉を思い出して気持ちを切り替えることも出来ず、全力で止まらずに突っ走りまくってショートしてぶっ倒れてしまっていたかもしれない。

そう思うと、底に堕ちることはまぁ悪くはない。

今日はこれぐらいしか書くことがない…でも、
「まぁ、いっか」

今日はおしまい。