臨床検査技師国家試験 これだけは押さえておきたい事柄【2025受験生版第1回 臨床検査総論「精度管理法」】

今日から毎週火曜日に来年の国家試験に向けて覚えておきたい事柄をまとめていきます。全50回あるので来年2/11には投稿が完成となりますのでよろしくお願いします。

今日は「臨床検査総論」で出題の「精度管理法」についてです。
※文字の仕様で平均の「-(バー)」が使えないので、「x」は「xの平均」と読み替えてください。

管理血清を用いる内部精度管理法

x-R管理図法

・x管理図→平均値の確認。試薬・標準物質の変化や変性、分析機器の異常、環境条件の変化がないか
・R管理図→範囲(=Max - Min)の確認。試験管やピペットの汚染、短時間の測定条件の変化がないか。技術が未熟でないかどうか

・xの上下片側に連続して9点出現→シフト現象
・連続して上昇or下降する点が6点以上出現→トレンド現象

その他

・Westgardのマルチルール管理図法
・x-Rs管理図法
・x-Rs-R管理図法
・累積和管理図法→管理限界内の微妙なかたよりの発見
・双値法(ツインプロット法)→外部精度管理にも使用できる

患者検体を用いる内部精度管理法

・反復測定法(R/X)
・正常者平均法

・項目間チェック法
・極端値チェック法
・前回値チェック法(デルタチェック法)
検査過誤の管理

外部精度管理法

・クロスチェック
・コントロールサーベイ
・双値法(ツインプロット法)

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