徴候と症状の違い

症状と徴候
どちらも似たような意味ですが、厳密には違いがあるようです。

ウィキペディアでの定義はこのようになっています。

徴候と症状(ちょうこうとしょうじょう、Signs and symptoms)とは、症状(疾病、傷害、状態など)を抱えていることを示すサインが観測・検出されている状態。このサインは、たとえば通常よりも高い/低い体温、血圧の上昇/低下、医学的スキャンで異常を検出している状態などである。症状(Sympthom)とは、患者本人が発熱、頭痛、そのほか体の痛みなど、異常を知覚している状態のことである[1][2]。

Wilipedia 症状と徴候より引用

簡単にいうと症状とは頭痛や体の痛みなど、人が自分で異常を知覚したことによるもので、徴候とは発疹や発熱など、客観的に分かるものです。

つまり、感覚的に体の不調を感じたものが症状で、数値や外見として客観的に分かるものが徴候ということになります。

この定義に則ると人は頭痛などの症状を訴えることができますが、動物は話すことができないので、症状はなく、徴候がみられるのみということになりますね。

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