長男と同い年の子供を持つ家庭が割と近くにある。

最初は話しやすかったのだが、

その人は悪口大魔王だった。

担任の先生、たくさんのママさん、子どもたちのことも、ありとあらゆる人の悪口を常に小声で話している。有る事無い事、話が大袈裟になってあーだこーだと盛り上がっている。

家が近くて帰りのルートが同じなのが本当に嫌だった。
どうにかこうにか避けて避けて生きてきた。
関わるとろくなことがない。

その子どもも親の影響からなのか、担任の先生が嫌だと言って登校拒否をしている。

そりゃそうだ。あれだけ先生の悪口を子どもの前で話し続けて嫌にならないほうがおかしい。

そこの子はやはり何かがおかしい。
人の家、人のもの、そういうところの線引きがない。

家のシャッターを閉めようとしたら
その子がうちの庭で1人しゃがみ込んでいた。
5年生。
何があったのかと怖くなった。

その子と仲良しの子のお母さんは
勝手に来て外の水道を出しっぱなしにされていたらしい。

今日、外の雑草があまりにも伸び伸びしていたので
むしっていると電柱に人影が。

ん？不審者？なんだあの人。

私が違う方へ行くとタッタカターっとかけてうちの前を通り過ぎた。

気持ち悪い。

関わりたくないのはこちらも同じ。
願い下げだ。
違うルートから帰ればいいのになぜかうちの前を嫌々通っていく。

見た目は、手から生命力を吸い取る白くて小太りの人造人間。

視界に入るだけで不快にさせるって
ゴキブリと一緒やん。