14#2023年6月11日 #南葛SC #イトゥアーノFC横浜第59回全国社会人サッカー選手権大会関東予選F組 準決勝

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#2023年6月11日 #南葛SC #イトゥアーノFC横浜
第59回全国社会人サッカー選手権大会関東予選F組 準決勝

ということで、今日は下平匠を書き過ぎた反省でゴール賭博は下平に賭けた。
たぶん、当たらないと知って。
一方で、MOMは、特に前半は下平だったという意見もあるだろう。
それは、下平だけではない。
デイビッソンが下平の左足に強い球を正確に入れたからだ。

この、雨上がりの重いピッチで、筋力ではなく、ミートと重心移動で繰り出される下平のキックの安定度は良かった。
もちろん、関口、大前が劣るとも思わないが、まだ、南葛がプレスのかけどころ、繋ぎ方が安定しない中で、カウンターの起点やボールの逃げ場所としての下平が効果的だった。

この試合の総括として、良かったのは4点も取れたこと、そして、3点も取られたこと。
実際、関口さんが一番実感しているだろうが、強くプレスに行っても、こちらの連動より相手の連動とロンドの質が良く、マークを捨ててハイプレスに行った関口さんのマーカーのところまで迂回してパスを出されている。
この選手がもうワンランク上だったら、もっとチャンスを作られていたが、幸いそこまでやられなかった。
それは、プレスから戻ってくる関口さんの早さと運動量による。
何人読んでいるかわからないけど、それだけ、最終ラインの高さ、守備ブロックの設定と並んで、プレッシングの連動は重要だという事。
極論すれば、関口さんだけが正しくても、それは間違っているという難しさ。
難しいのは相手も同じで、案の定、南葛の得点もカウンターとセットプレーが全てだった。
どこまで前がかるべきか、ゴールに行くか、キープを優先するべきか、その辺の意思統一。

この試合で気になったのは2点差の時の戦い方。
攻める、守るの二択ではなく、パスコースづくりを大事に、相手にもっとプレスをかけさせながら裏を取りたかった。
あるいは高い位置で起点を作りたかった。」
そのへんで、時折、大前選手がタメを作って落ち着かそうというシーンも見えたように思う。
珍しく萌え袖じゃなかった大前元紀に、いつから萌え袖をやめたんだろうと突っ込みながら、改めて、しばらくは関口、大前の走れる頭脳には前半から飛ばしてガス欠はやめてほしいなと思った次第。
理由は簡単で、他の選手に効果的なサボりは求められないし、試合終了間際にそういう意識やスタミナの穴を突かれて昇格を逃す敗戦など見たくないから。

普通のファンやスポンサーはその日楽しければいいし、勝てばいいし、ファインゴールがあればなおいいと思います。
それは、相手の3点目の様な超ロングシュートさえ。
けれど、それもサッカーだけど、基礎の技術のレベルを上げることが、大事だと個人的に思っているので、出場していない選手も含めて、リーグなり、カップ戦なり、成長を見せてほしいと思います。
それは普通の意見ではないと知ったうえで。
2023年6月11日16時48分。 寺田次郎 拝。

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