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6・#アビスパ福岡 #横浜Fマリノス。#紺野和也 #永石拓海 #金森健志 #村上昌謙。#湘南ベルマーレ #トークン #ルキアン #ウェリントン



#アビスパ福岡 #横浜Fマリノス
#紺野和也 #永石拓海 #金森健志 #村上昌謙
#湘南ベルマーレ #トークン #ルキアン #ウェリントン

https://www.youtube.com/watch?v=2nd2Hd-kGAQ

結果的に、ゴールならなかったけど、バックラインとMFの戻りが間に合わないカウンターを食らった。
ボールの取られ方が問題だったのかもしれないけど、バックラインも相手の3人とスペースの優先順位のつけ方があいまいで良くなかった。
わざとならいいけど、もっと準備して行こう。

8分。
タイミングのあったハイプレスで相手のミス。
受けた岩崎の仕掛けは良かった。
ウェリントンが決められなかったのは残念だが、伏線になった。

15分。
紺野和也の大チョンボ。
シーズン前に指摘した通りの問題。
股関節から下で蹴っているから、飛距離の問題で、相手に簡単にカウンターにされた。
井上はそんなに悪くない。
ファインプレーは、そこで、井上が約束通り、かわされる内側に全力で戻った重見。
相手のキックに余裕がなくなり、ギリギリ、クロスバー。

20分。
相手のFKが外れてよかった。

27分。
岩崎が身体能力で無理やりカバーしているが、あわや得点。
ポジショニングや体の向き、体勢は大事で、それで失点が防げるだけではなく、体力の浪費を防げる。
岩崎には逆に、走行距離1位から脱落しろと言いたい。

27分。
そこから田代から、前寛之。
出来たら、ワンタッチで前を向いてしまいたい。
そこから、湯澤へのパスも悪くはないが、湯澤も一歩よるべきだった。
相手ボールになるような奪われ方ではないが、アビスパが世界レベルのクラブになるなら、どこがポイントだとしても、もっときれいに繋げるべき。
別解としては、田代が1m後ろにパスを出せばよかった。
この意味は、ロンドが理解できていればわかる。

28分は、それをプレスで潰して悪くなかった。
一方で、その前にうまくつなげていたらと思う。

29分。
紺野が仕掛けて、右にはたいてからのクロスにウェリントン。
高校生なら決まったが、プロでは、選択肢のないクロスからのシュートではなかなか決まらない。

37分。
相手のCKが幸い決まらず。
こぼれ球も、状況が見えていれば、蹴りださず、カウンターで相手ゴールまで行けたはず。
適切な状況判断と、自分の能力の評価。
紺野和也にはまだまだ伸びしろがある。

43分。
相手FKのラグビーシュートに助けられる。

46分。
左FKのGKパンチングを、奈良竜樹がGKにキック。

キャッチされてカウンターを被ったものの、競り直す左のサイドハーフに入っていた選手。
逆サイドに展開されて、紺野が対応も、フェイクで縦にかわされうちに出される。
重見はタックルも悪くないが、一回体を当てて、戻るのが正解。
無理にタックルに行ってカードを出されてはつまらない。

後半45分。
右サイドへのロングキックを井上がトラップは良いが、縦に雑なパス。
相手のミスで、マイボールを縦に。
重見か誰かが右斜め前にパス。
岩崎が後追いで追いついて、ヒールパス。
そこで縦にスルーパスを出したが、右斜め前の岩崎に仕掛けさせた方がよかったようにも見える。

相手のカウンター。
前が少し止めて、こちらの左へ展開。
田代は縦のコースを消してディレイして切り返され、オーバーラップの相手にパスを出される。
ここは、味方の戻りに気付いて、任せるのをもう少し早くするべきだった。
相手のクロスとヘディングのミスで助かったが、厳しい。

49分。
こちらの右サイドで、相手のボールキープに紺野がプレス。
先にプレスをかけた湯澤の連動も悪くなかった。
相手のパスミスをはじいて、紺野のキープから前寛之に落とされるもミス。
相手の10番のキープからシュート。
誰が悪いとかではなくて、それぞれ、何ができたかを考えてほしい。

50分。
重見のキープして、田代にはたいての抜けから、サイドの前嶋、岩崎ポスト、前寛之の左足キープからの左足スルーパスに重見が駆け引きで縦に抜けて、紺野の左。
ここのゴールはラストパスとゴールがきれいだったが、連動したほかの選手、とりわけ、ウェリントンが相手を引っ張って、スペースを空けるだけではなく、相手ラインごと、エドゥアルドの位置を下げた。
エドゥアルドも、カバーに回らされたらただの選手。
彼の左足をかすめてゴールになった。

59分。
何故かウェリントンが左サイドで抜け出す。
ここで、ギアを上げられるように、もっと前半、良い省エネをしておきたかったなと思う。
流石のエドゥアルドがディレイして、クロスははじかれ、中央から右サイド。
右からの紺野のクロスは相手の頭に当たって、高くファーサイド。
岩崎のシュートは相手に先に当たったせいで横に外れた。

65分。
左からの相手コーナーを永石が中央にパンチして、こぼれシュートの当たりそこないを拾った相手が打ち上げるシュート。

77分。
展開されて、重見が縦にはいかせない守備で、浮き球をボックス内に上げられるも、相手のヘディングは外れる。

85分。
こちらの右サイドからのクロスを中央に跳ね返したものの、右に繋がれ、中央の11の足元に。
足裏でまた抜きから、左のつま先も、永石の反応。
まるで、先週のアビスパ向けの解説。
だが、ラッキーと永石の実力に助けられた。

95分。
相手のサイドアタックを止めた亀川。
慌てず、前に蹴りだすか、少しのタッチの合間に相手を背中に入れればよかったが、タッチが大きくなり奪い返された。
それから、エドゥアルドが丁寧に逆に繋ぎ、そこから、キレイに縦に浮き球。
奈良もジャンプではなく、最初から下がるべきだった。
あえてのダメ出しだけど、キャプテンは、やっぱり、あんなミスはしてほしくない。
結果的にゴールが決まらなかっただけで、それは、田代が、カバーしてくれたのがよかったのと、相手がフル出場で、エンプティで助かった。

ということで、宮大樹もグローリもいない中で、勝ってよかった。
しかし、余裕勝ちでもない。
ハイライトにない部分も含めて、問題は多々あったことだろう。
そこの修正をしてしまおう。

マリノスに勝ったから、それよりも弱い湘南ベルマーレが勝たしてくれる保証はどこにもない。
かつてのアビスパがそうだったように、弱者の兵法は、ジャイアントキリングを簡単に起こす。

そんな中で、今回の公式のMVPは知らないが、非公式のMVPは金森健志と村上昌謙
試合に出てない選手がいるから試合に出てない選手が安心して戦える。
もしも、最後の残り時間でなければ、もしも、スコアが1-0でなければ、金森健志、城後久の仕事場はあったはずだ。
CBやDHで跳ね返すなら、CFで体を張るなら城後さん。
CBを除く全ポジションでの機動力なら、金森健志。
そして、セービングなら全く劣らない村上GK。
彼らへのリスペクトが、アビスパにとって本当に大事なこと。

井手口、山岸、彼らも、本当はアビスパを去りたくなかったかもしれない。
同じように、アビスパにいるために、今の若手の成長を待つために、泣いている、我慢している、彼らのアスリートとしての本能を、認めてあげることは大事。
プロだから、我慢して当然ではあるけど、それだけではない部分が、アビスパを本当に強いチームに引き上げる。

湘南ベルマーレは、京都サンガを胡散臭い試合で倒した。
多分、アビスパにとって、ルキアンやウェリントンがどうこうではなく、そんなに簡単な試合でもない。
カウンターに徹して、勝ち点1でいいよと割り切られたら、湘南もそこまで弱くはない。
湘南も、多分、それは認めるだろう。
だから、怖い。

まあ、それはともかく、アビスパがアウェイでマリノスを倒して歴史を買えたなら、ベルマーレがアウェイでアビスパを倒して流れを変えるくらいはあり得る。
この記事自体が、ベルマーレトークンも持つ僕の仕事であるわけだけど、いずれにせよ、いい試合を大事にすることが両チームに大事になる。
そのいい試合とは、今回のねちねちとした解説の問題を現場レベルで、選手たちが解決していくこと。

長くなったけど、マリノス戦の勝利に乾杯。
2024年3月7日1時55分 エア指揮官 寺田次郎 拝

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