見出し画像

ペルソナ(INFPっぽい)と向き合ってみる

見出し画像: トルコ カッパドキア


ペルソナという言葉をご存知だろうか
簡単に言えば本当の自分を隠す仮面のような役割をするものである

それがいつ現れるか人それぞれである
学校で 職場で あの人と話す時だけ
現代を生きる人間ならばペルソナを持っていないことが逆に不思議なくらいである

そんな私も勿論ペルソナを持っている
いくつのペルソナを使い分けているのか把握していないほどだ


ペルソナを被るには相当なエネルギーを要する
何しろ『自我で他人』を演じているのだから


今日は私のペルソナと向き合ってみたいと思う


最近心理学に興味が沸き始めた 

mbti診断を始め色々な分野を探究しているのだが 興味深いことに 私の性格(ENTP)はペルソナを被って生活している人が最も多いタイプの一つらしい

mbtiを過信するのは良くないことだが 
この特徴は私によく当てはまっていると思う

今まで誰にも内側の自分を見せたことがなかった

小さい頃から大人びた子供ねと言われてきて
確かに精神年齢は周りの子と比べて10歳くらい上だったんじゃないかと思う

内なる自分は確かに芯がある
好奇心旺盛で頭の回転が速く 楽しい事が大好き
人にどう言われようが自分を突き通したい
飽きっぽくて 時間にルーズ 好奇心だけが行動の原動力 いつなんどきでも楽観主義な人間


対照的にペルソナは 人の目を気にして八方美人
意見は多数派に合わせ 自分を持っていない
妄想大好き 現実に私は存在しない 心配性
物静か 悪口なんて絶対言わない 優等生キャラ
自然と動物が好きそうな雰囲気を醸し出す人間


こんなに違う  


でも確かに私から出てきた私なのである




私たちはそれを無意識のうちに切り替えている



そこにコントロールを加えようと思ってもぎこちなくなるだけ



でもなぜだろう


私の中身を他人に知られたとしても


どうせ受け入れてもらえないだろうという幼少期の自分の憶測が作ったこのペルソナを


今 かわいいと感じられてしまうのは


あれはわたしがわたしを守るためにつくった精一杯の仮面だった 自己防衛のためだった


あれから10年余経つ


今では 部分的に受け入れてもらえない時もあるだろうけど


周りの人に 私の頭をちょいちょいぐるぐるしている変なアイデアをシェアすると
興味深い とノってくれる人がいるのも事実だ


だから昔のようにそんな悲観的になんてならなくていい


最近の私は比較的考えてることを他人に提示する事ができるようになった


それによって本音(に近しいもの)で話し合える友達ができた(まだ心は完全に開けていないが)



これは立派な精神的成長だと思う



ペルソナだらけだった私の対人関係に
少し光が射した



それはそうと
今でも学校で何種ものペルソナを使い分けていて
関わる人が変わるごとに細かく変えているから
部活のチームメイトとクラスメイトと 一度に一緒に関わろうとすると 2つのペルソナがミックスして出てきてしまう ということが起こる



この時は本当に気持ちが悪い
経験がある人もいると思うが


私はこの状況の中の傍聴者にたびたびなるのだが
空気を察知して毎回こっちまで気まずくなる


こんな場を作ってしまうのもペルソナありきの事


同じINFPっぽいペルソナでも口グセが違ったり
ちょっと静かだったり うるさかったり
噛みがちだったり 滑舌がよかったり


実際同じように見えてかなり違う


学校では私の中で 親しい人 そうでもない人
の2種類に人間が分類されていて


「親しい人」に分類された人間と関わる時には
内側の自分エキスが僅かに混ぜ込まれたペルソナ
を被る


多分その人物との間に作られるクウキを内側の自分がまあまあ好んでいて


ちょっとなら登場してもいいかもと
顔を出すからだと思う


もちろんその人間との親しさに合わせて
「エキス」の配合率を調節している


この場合は前述のMIXペルソナとは異なり
不快感はない


対して「そうでもない人」に分類された人間と関わる時にはかなりへらへらしたペルソナを被る



真面目だと悟られたくないのか 
内側の私とは似ても似つかない人間に変化する


基本的にへらへらしている為 敵を作りにくい
構造になっている


いかにも何も考えてなさそうな雰囲気を醸し出すから 意外と頭いいんだねとよく言われる


それに比例して 俗に言う「性格の悪さ」も兼ね揃えている


まだまだペルソナ作りに慣れていない小学生時代仲良しグループの小競り合いに巻き込まれた時に 「こいつ裏の顔はめちゃやばいらしいよ」
と噂になっていたらしい


そこから 私まだ完全に隠せてないんだと理解し
結構精度を上げた(つもりでいる)



それでいて最近 強がってるペルソナを愛して欲しい じゃなくて 内側の繊細な自分が存在していることに気づいて欲しい 
という気持ちも出てきて


このムジュンをどう対処すればいいか考えている


こんな私に気がついてくれる人と深い関係を築くことになるんだろうなと思う




ひとりだけ気がついてくれた人がいる


INFJの母親だ



実親だということもあり 
人の本質を知ろうとする性格だということもあり
お互いに心を開けるほどまで仲が良いこともあり


間違いなく彼女は私の1番の理解者である


こういう人が1人いるだけでも天地の差がある


特にENTPの人には



色々と書き綴っていたら2週間も掛かってしまった



2,000字も超えていてひさしぶりに考えてnoteを
書くことが楽しかった



最後まで読んで頂きありがとうございました



また読みにきてください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?