夢日記・「赤いビキニと白い靴」2018.09.15(土)5:00頃

夢をそのまま記録するという試み。

夢というものは、現実の私が目をそらしてる何かを、
私にほのめかせてくれている、はずだ。
そのほのめかしを、
「サイコライティング」を応用した、生の姿でお届けしよう。
私の記憶を持たない読者の皆様から見れば、
難解な部分もあるかもしれない。
でもそこを含めて、「人の夢の中」という悪夢を、
楽しんでいただきたいなっと思う。

夢日記・「赤いビキニと白い靴」2018.09.15(土)5:00頃

太陽に照らされた南国のハイウェイ。
俺は黒いジャンパーを着た男の運転する、
白い車の助手席に乗り、二人で何者かから逃亡していた。
それは警察か、軍隊か。

周囲の景色が少しずつ変わっていく。
ハイウェイから、灌木のはえた荒野へ。
そして、濃い緑の生い茂る山道へ。

黒ジャンの男が路肩に車を止めた。
どうやら少し先に検問があるようで、
男は車を捨てて、そこを地元民の振りをして、
通り過ぎようという。俺は賛成する。

先に彼が車を降り、上り坂を昇って行った。
数分たってから、俺も車を降りた。
脳内のビジョンに彼の姿が映る。
黒ジャンの男はドラム缶の上に座る二人ほどの男たちに、
笑顔でゆっくりと近づいていく。
男たちも笑顔を返す。熊のように彫りの深い顔。
アメリカ人か、カナダ人。
どうやら黒ジャンは地元民と打ち解けたようだ。

俺は赤いミニスカートの金髪女性に変身していた。
茶色いウエスタンジャンパーを、後ろ手に引っかけ、
わざとだらしない足取りをして、ドラム缶に近づく。
黒ジャンが笑顔で私に向かって片手を上げた。

シーンは変り、
私たちはエメラルド色の水をたたえた浅瀬で水浴びをしている。
両手を広げて身体を見下ろすと、
私はファイヤーレッド(C-14)のビキニを付けている。
息を吸って潜ると、すばらしい透明度。
こんなきれいな場所で泳いだことある? と男が私に聞く。
カリブ海で泳いだことがあるけどこの海岸にはかなわないと応える。
すると男は、これは海岸ではないよ渓流だよと言う。
渓流……、なるほどこれはさっきの山のシーンの続きか。

緑のはえる、切り立った山肌を見上げると、
その中腹から頂上にかけて、
カラフルで巨大な遊具が設置されている。
ここは山間につくられたテーマパークか何かか。
緊張していた心が、ふっとなごむ。

次の瞬間、私は眉間に皺を寄せた金髪の少年の視点となり、
数人の少年少女を従えて、巨大な遊具の上を歩いていた。
黄色いTシャツに、ブルーの半ズボン。
はるか下の方に、さきほど泳いでいたらしい涼しげな渓流が見える。
少年は何かを探していた。
それは靴のようだ。白い、ドライビングシューズ。
誰のものか、なぜ探しているのかは不明だ。

再び私は、ビキニをつけた女性の視点に戻る。
今度は素潜りを楽しむために、息を吸って潜って水底を眺める。
底には人ひとりがすっぽり入れるくらいの穴があって、
私はそこに入りたくなり、身体を反転して身体を沈めた。
上で数人のダイバーたちが困った顔をして私を見ている。
何かまずいことをしただろうかと、
私は穴から出て水上に顔を出す。
男が教えてくれた。あのダイバーたちは穴の中の魚を観察しているのだと。
黄色くて小さい熱帯魚のような魚が、
どろの中でキラキラと輝いた。

再び遊具の上の金髪少年の視点。
彼はまだ白いシューズを探している。
そうか、彼は私の靴を探しているんだ、と、
ビキニの女性は思い、頭上の木々と空を見上げる。

少年のちょっとした悪戯。大丈夫、山は裸足で越えればいい。
私は峠の検問を思い出し、美しい顔を緊張で引き締めた。

(おわり)

一昨日の明け方に見た夢を、二日経過した今記録してみた。
後半ほとんど忘れかけていて、思い出すのに苦労しました。

男性から女性に変身したり、
女性視点と少年視点が交差したり、
「検問」というキーワードで一貫性がとれていたりと、
普段みている夢っぽい夢とは、少し違ったおととい見た夢でした。

9

超!

アンドロイドの悪夢日記(仮)

私が見た夢を、さらさらっとつづってそのままお届けします。夢の中独特の、浮遊感、不条理感をお楽しみください。
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