見出し画像

サンクコストとは?取り返せないコストとの向き合い方

サンクコストとは?

「多くの犠牲を払ったプロジェクトほど撤退が難しい」

サンクコスト(埋没費用=Sunk cost)とは簡単に言えば投下してしまってすでに回収が不可能だとわかったコストのことです。

時間、労力、資金を費やしてきたプロジェクトが、実は「不適切」だった。このまま計画を進めても望ましい結果が得られないとわかったとき、その事実を潔く受け止めることができるでしょうか。

そんな時に、周りになんと思われようが、どんな評価を下されようが、組織全体のことを考えて「撤退」することを決断できる人こそが良いリーダーです。

このままこの計画を進めてもうまくいかない・・・とわかった時点で、計画的に投入されてきた時間や労力や資金がイッキに「犠牲」だったことになります。正確には、計画を中断した瞬間に「犠牲」だったことが確定します。

「時間、労力、資金を投入して今まで頑張ってきた事実」と「計画がうまくいくかどうか」は実は関係がありません。計画がうまくいくかどうかは時間と労力と資金が正しい目標に投入されているかどうかが重要です。

サンクコストの代名詞「コンコルド計画」

1962年に計画が発足した超音速旅客機開発計画が「コンコルド計画」です。

イギリスとフランスで共同開発された超音速旅客機の名前が「コンコルド」でした。最高速度マッハ2.0でパリとニューヨーク間がわずか3時間45分。鳥のくちばしのような先端を持つ旅客機でした。人類初の超音速旅客機の開発は、途中多くの不都合なことが判明しました。

コンコルド計画の開発実施後に判明したことは・・・

つづきはこちらです。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

読んでいただきありがとうございます。この記事の内容がちょっとでもあなたの人生の役に立てばうれしいです。