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変革しよう。変革を迫られる前に。

こんにちは。今日も来てくれたんだね🌱
昼夜の寒暖差が大きいから、体調に気をつけたいよね。
暖かいスープでも出しておくね🍲

月曜日はnote運営教室の日です。
今回はプロの営業マンの話をしたいと思います。
わたしが企業に始めて入社したときの、管理職の人の話です。
当時から営業のプロとして社内では神のように慕われていて、通称パパと呼ばれてました。

失礼な話だけど、ルックスがいい訳でもなく、見た目は冴えない50代。
それでも、いつも営業成績は社内でダントツNo.1!
そんな営業のプロの下で研修をした、怒涛の1か月の話を書いてみます。

研修初日――。

通称パパの異名を持つ管理職の下で、どんな研修が始まるのかドキドキがやみませんでした。
わたし以外に数名いましたが、たぶんほかのメンバーも同じだったと思います。
パパに好かれたら出世は間違いないけど、この研修で見切られたら終わりだからです。
なので、新入社員といえども、甘えは許されませんし、当然ミスも許されません。

やぁ、みんな元気?

会議室に入ってきた一声がこれでした。
さて、この質問にどう答えるのか、みんな必死に考えます。

お気遣いありがとうございます。
今日の日を楽しみにしていましたので、リラックスできています。

優秀な男性社員が応じます。
まだ垢抜けてないけど、見るからにエリートという感じの嫌なやつだ。

全然元気っすーー!

会議室が静まり返る…。
つい大学生のときのサークルのノリで話してしまいましたね。
これはヤバいと思い、必死に愛想笑いで誤魔化します…。
もう目線をパパに合わせられなくって、下を向いてましたね。
周囲のメンバーも、会議室の後ろから見てるベテラン社員さんも、ヤバい奴がいるぞ…。という視線がひしひしと伝わってきました。

最初のあいさつでこれですからね…。
前途多難ですよね。わたし。

一日目は、ビジネスマナーです。
名刺交換の方法とか、挨拶の仕方とか、言葉づかいとか。
営業というか、ビジネスマナーみたいな感じでしたね。
まー、とはいっても、当時の私からすれば斬新なものばかりで、ノートにびっしりメモってましたね。

名刺交換や挨拶は問題ありませんでしたが、言葉づかいだけは、なかなか苦戦しましたね。
今でこそふつうに話せますが、当時のわたしには敬語という概念が全くありませんでしたからね。
廊下で社長とすれ違っても、チワーッス!っていうノリでしたので、危険度はかなり高かったと思います。

四日目は、人間心理についてです。
話すスピードは相手に合わせるだったり、話を聞くときは必ずメモを取るだったり、前のめりになって頷きながら話を聞いたりと。
営業の基礎の基礎を心理学という立場から教えてもらいました。

お客さんと立ち話をするときは、絶対に相手の正面に立つな。
斜め前に立て。
当時はなんのことかサッパリ分かりませんでしたが、ロールプレイをしていると、何となく分かった気がしました。

正面に立たれると話がしにくいんですよね。
でも、視界からちょっとだけ外れると話しやすいんですよ。
なるほどな…。と感心させられましたね。
パパは人間心理を知り尽くしていたという訳です。

十日目は、営業は舞台から降りろという内容でした。
何のことだかさっぱり分からないままパパの話を聞いてると、パパの営業成績がいい理由が分かりました。
なるほど、これはすごい…。と感心しましたが、他のメンバーや社員は乗り気ではありませんでした。
でも、これをやり続けてるから、長年No.1なんですよね。

パパがやってた恐るべき営業方法とは…。

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