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振られた話#2 いいじゃないの

コロナが少し減少傾向にある中、再び会うことになった

久しぶりすぎてお互い緊張の面持ち
私にいたっては2回会ってLINEしてただけなのにもう好きになっちゃってるし、余計に

そんな私の中では革命が起こっていた!
会えない期間、自分のネガティブな長年の悩みはほぼ解消させた
薄皮を剥ぐように自分を許していった
仕事もいつも以上に真摯に取り組んだ
人に対する態度もいつも以上にフラットに接せられるようにした

これまでの"好き"のレベルとは違うな〜って肌で感じた

久しぶりの再会も変わらず楽しかった
この人といるとなんか安心する
説明なんてできないし、説明なんていらない
きっと相性がいいのだ!

長引く自粛によりアルコールに弱くなっているにもかかわらず少々お酒が進んでしまった
酔っているが記憶はあるし、陽気になってるくらい
それでも私の理性は働いていた

…と勘違いしていただけだった

短時間でお店を後にして、それからなんやかんやで彼と一夜を共にしてしまった
心底安心感に包まれた時間
もう本当に落ち着く〜!きっと相手も同じように思ってる

なんて勘違いまで発生

付き合う前に関係を持つのはどうかって話はあるけど、そんな年齢じゃない

…それから1ヶ月半が経過した

あ、あれ?
私自身も仕事が忙しくそれどころじゃなかったてのもあるけど、繁忙期が過ぎて、はて?となる

待てど暮らせど連絡が来ない

もうオトナなんだし、多忙な人なんだから相手を信じて待ちましょうて自分と、ちょっと様子伺いの連絡しようかなて自分が交互に出てくる

恋愛ベタなんだからもっと楽に恋愛できる相手を探せばいいものを
そんな相手と出会うことももはや簡単じゃない
出会えた人の中で、自分がちょっとでもいいなって思える人がいたらいくしかない
男性から好きになってもらう方がいいに決まってるけど、普段から態度に出ない私は積極的にいくしかないのだ

そう。悩んでないで、私から連絡したっていいじゃないの
そう思ったら突発的に彼に連絡している自分がいた

つづく。

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