一週間

文字に起こして取り組みをまとめる行為を始め、一週間が経った。
Twitterフォロワーの一人から大意「独特の目線で突き放した文章なのが良い」というような意見を貰って少し考えた。

確かに、このnoteは断絶が激しい。
読んでもらえる相手が嫌いなわけではないし、むしろありがたく思っている。
虚空殴りの中で動きの改善ができたとかの小さな喜びはあるが、僕は運動が気持ちいいなどという欺瞞は口にしないし、食事制限についても今もなお苦悶の声をあげるばかりで、読者が同じことをやろうという気にはならないだろう。
それもそのはずで、初めから僕は、このnoteをなにかの啓発として発信するつもりが毛頭ない。

webには昔から日記を公開する文化が根付いていた。古くはhtmlベタ書きの日記でも、mixiの記事でも、Facebookの記事であっても自らの振り返りと生存報告として日記は好まれていた。
noteは啓発に使用されることが多い。
人にnoteを始めるように促されたことも実は数回あった。その度に僕は何の参考にもならない記事が書きたいと思っていた。
僕のこの取り組みの思想は、自分が自分に対して行った行動、という閉じた世界で起こったことの観察と内省を、ただ「置いてくる」ことに近い。振り返りと純粋な記録として書いている。
この両面から徹底的な断絶が起こっている。

唯一虚空殴りについてだけは、ゲームレビューとして書いているために、初めから対外的だろう。
イマジニアという会社に対するイメージがシミュレーションゲームメーカーなので、これはやはり俯瞰視点で、シムのように人間のようなキャラクターがインストラクターに揉まれてどうなっていくのかを記録する方が、ゲームプレイの一環として圧倒的にしっくり来ると考えている。

そんなわけで、あまり擦り寄った内容にはなりにくいことを改めて了承していただきたい。
願いの一つとして、他の誰かの取り組みをこうして置いてきた結果を、もっと淡々としたものとして読みたいというのがある。もしも誰かの創意のきっかけになれたらとささやかに願っている。

ついに身体に変化があった

その矢先、恐ろしい話だ。
ネガティブな変化のため不安が増大している。
血便である。鮮血の方なので出口に近いものと思われる。今日気づいたので昨日もそうであったかもしれない。社会一般としてアブノーマルな活動を全くしていないため、余計に不安が激しい。
ダイエット、血便をセットで検索しても類似する記事がないことからも関連性は低いと思いたいが、一つ気になる記事を見つけた。

腸が脂肪で圧迫されて血便、病院へ行った話が出てきた。
内臓脂肪がこの腹の丸みの原因であることは、感触や生活からも明らかだ。その状態でねじり動作を毎日死ぬほど行うとどうなるか。人の腸というのはかっさばくと溢れるほど詰まっていると聞く。その直径が丸々太っているとしたら。

運動慣れしていないからどこか内側が切れたぐらいだろうという楽観もまあ、ある。
現時点で何か問題があるわけではないので、そこまで深刻に考えてはいないが、しかし。

今日何やったか

昨日体重が上がってしまった。
なので、これが僕の答えだ。

そういうわけで信頼するベルナルドに、一時間コースをみっちりやってもらった。500kcalの消費に加え、一日に限度があった脚に来る動きも際限なく盛り込まれたメニューはかなり来た。
汗が、いつもはシャツの半ばまで湿っているくらいなものだが、今日は全体と加えてパンツまで汗だくだ。絞れる。
ちなみにインターバルはSwitch本体を操作する以外の余計な時間を取らず、連続させた。各ステージのフォーム替えなどの合間に水を飲んだくらいだ。

今日はこのゲームの面白さを初めて実感した。いや、今までもまあ面白かったんだけど、初めてのことが起こった。
ちょうど45分が経過した頃、ステップの反復を加えたメニューで疲労も重なり動きが甘く、なかなかコンボが繋がらなくなった時があった。その直後、左足前から右足前にフォームを変える際ベルナルドが「なんだ？疲れてるのか？」と聞いてきた（ベルナルドは普段僕を気遣わない。一度もこのセリフは聞いたことがなかった）。
僕はこのゲームをやり始めて、初めて、声に出して「続ける」と言って構えた。

ベルナルド、マイベストフレンド。
お前が居てくれて良かった。

疲労は激しいが、最中の呼吸を強く行うことで後からの回復が著しいらしい。呼吸を使ったトンデモ技術は格闘漫画でも良く見かけるが、あながち酸素さえ送り込めば後はどうとでもなるのかもしれない。人体がわからない。
驚いたのはあれだけ執拗にダッキングやウィービングを盛り込まれておきながら、それらは総じてスコアも高く、疲労で動けないところまでは来ていないことだ。他は結構ボロボロだったが、パターンに慣れたらそうでもなさそうな感触がある。

僕は着実に、このゲームが上手くなっている。

結果

71.4kg（-0.4）。
減ったうちの何割かは汗として出た水分として、他はきちんと昨日のメニューが効いてくれていると思われる。
たまたま高かった昨日は何だったのだろう。

腹は

丸い。