痩せたい 3

サラダチキンがうまい話

何でこれ食べてこなかったんだろう。ケンタッキーのY字軟骨が入ってる部位のサモサモした食感がして美味い。
味も割といい、汁が不自然な感じは少しある。
昼飯にセブンのチョレギを買って食う前に、チキン一塊を細かく切ってよく噛んではサラダを食い、噛んでは食いをした。
チョレギはカロリー二桁台でチキンのおかずになる優秀すぎる存在だった。

精神衛生

少し長い話になる。

ダイエットをするとか、身体を鍛えるとかという行為、基本的に今まで大きなライブの前に肺活量や持続力を高めるために走るくらいのことしかしてきていない。
目的があって、鍛えていた。
今回は初日のテキストに自己同一性が危ぶまれているという理由を書いた、けれども実際はどうなのか。目的は本当にそれなのか?を考えた。僕は急にそんなことをやり始める人間ではない。

精神衛生という言葉があって、ストレスを抱えない為に振る舞う時なんかにしか使わない。
世間がこうなりはじめて、僕なんかはまあ仕事もなかなか不便だし環境が揃うのを待つ時間の方が多い。
食えなくなるんじゃないかとか、住めなくなるんじゃないかとか、やりたいことができなくなるんじゃないかとか、些細な不安が嵩む一方で、ここが重要なのだけど、嵩む。
これは個人差があると思うけど、僕はこの状況がかなり不安だ。
ストレスというのは積もり嵩み、どこかの閾値を跨いだそのときにどすんとのし掛かるものだと経験上考えている。

ところで自分の考えていることというのは文字にして出力するとそういうものだと思い込みがちだろう。
改めてライブ前に鍛えていた時を思い返すと、僕は僕なりに不安が大きかったのではないかという考えに至った。
鍛えることで当日起こり得るリスクを低減するために、程度の差こそあれそれを潰すべくして鍛え、精神衛生を守っていたのだ。

僕は今回急に、今まで一度もやりたいと思わなかった食事制限と、規則正しいエクササイズを始めた。
自己同一性の話であればそんなものは前から気付いていたが一歩も踏み出さなかった。
虚空を殴る時間も無く、サラダチキンを買って食う場所も会社に無く、傷を癒す魔法は無く、星を落とす魔法は無く、どうせ徹底的に暮らしを変えることなどできなかったという理由もある。あるのだが。
普通に考えて、だからといってその十年を過ごした人間は家で運動不足だからといってもつまみを片手にビールを飲むだろうし、まして虚空を殴りはしない。

今僕が組んでいるバンドのベースの子は身体をめちゃくちゃに鍛えていて、何だかそれがその人の中での「善なる行為」であって、それをすることで自己肯定感を得ている節がある。これが初めこそ奇妙に思えたものの、僕は自分の体一つで自分を褒め称えることができることのメリットを学んだ。
今の自分の身体という最も携帯性に優れたものを使った、唯一行える確実な前進行動がこれなのかもしれないな。

めしを食えると脳も働くのでそういうことを考えた。
不安なら虚空を殴ったりしたら良いんじゃないですか。無理にとは言いませんけど。

今日何やったか

画像1

人間は不安を抱えても虚空を殴る事しかできない矮小な存在である。そう言い出しそうなCGキャラクター、ソフィーだ。
胸がデカい、ヘソも出す、肌が白い。このゲームは乳が揺れるらしいがそんなもの観ている暇などない。僕はSwitch本体にイヤホンというスタイルでやっているので、そんなところに注視した瞬間全てが台無しだ。
「○○だわ」「素晴らしいわ」みたいな話し方をするのでたまに会話が不自然になるので多分ロボット設定があるキャラクターだ。あとスクウェアエニックスが考えた女幹部感がある。

今日は脚を使わされてかなりしんどかったが、やはり疲労が残らないし耐久度が増している。少し無理をしても大丈夫かもしれない。
トリプル(このゲーム上の用語が一般的なボクシング技術かは知らないが、同じ腕で捻りを連続して与えて三連打することを指すらしい)はコツを掴んだかも知れない。
ソフィーも「捻るのよ」と言ってくるだけで、どう動くといいとは言っていないのだが、捻って戻す動作を脚から腰、肩に伝えると信じられない素振り音がフックを打つときに鳴る。

着々と殺人術を身につけている実感が湧いた。ソフィー、ありがとう。

結果が分かりにくい

このnote記事は結果が分かりにくいので体重を記述するように方針を変更する。
ただしあくまで目安で、目的は腹が主観で丸くないと判断するまでの話だ。

直近で計測した記録によれば、
18日 74.0
22日 73.1
23日 72.2(絶食したためあてにならないが)
24日 72.1(何で減ってるんだ?)
まあまあ順調な成果ではないかとは思う。

腹は

丸い。

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