朗読で作品にどれだけ気持ちを込めていいのですか?
の質問をいただきました。
いえ、込めません。
込める、は外からどうするこうすると言う
外からくっつけることになります。
日常生活で感情を込めて話そうと考えては
話しません。
気持ちは、その都度
湧いてくるものだから
込めずに
その話の中の登場人物の心に寄り添った結果
自然に湧き上がるように
持って来ます。
自然発生的に
そうならざるを得ないように
これは、とても難しい
嘘偽りなく
作家が描いた人物を
自分自身のこととして
語り手が語る
その作品の世界に
入っていく。
私の理想です。
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