はじめに

みなさん、はじめまして。

ここではおもに私(すぷっち父)と息子(すぷっち)の二人が登場します。
このアカウントの目的は『息子の学習記録』を残すことです

きっかけは、彼の涙です。

現在、彼は小学校高学年です。
すこし前まで中学受験用の塾に通っていました。
受験予定の中学校はいずれも偏差値が高いため、塾の授業もレベル高めです。
彼に「塾はどう?」と尋ねると、時間が止まったように固まりました。
彼の話を聞いてみると、授業がわからず不安な気持ちになったり、成績の良い子たちと比べてしまい、苦しんでいるようでした。

また後日、母(すぷっち母)を交えて塾について話したとき、彼は泣いてしまいました。
塾の話題だけで涙が出るというのは、彼の心が限界である証拠だと認識しました。
例えば、大人が仕事のことを尋ねただけで泣くようであれば、多くの人が休むようにアドバイスをするでしょう。
子供も同じです。
塾通いで勉強が嫌いになっては本末転倒です。
なにより、近年、子どもの自殺理由のトップは「学業不振」です。
判断を間違えれば、そうした結果を招きかねません。

彼の話をゆっくり聞くことにしました。
そこで気づいたことがあります。

1.親は教育のプロではないこと
2.親は心のケアのプロではない

親こそ学ばなければいけないと痛感しました。
親が教育やケアについて積極的に学ぶべきでした。
親子という役割ではなく、教育者として、ケアする人としてコミュニケーションをとるべきでした。
たんに子どもへのケアを怠っていた親の怠慢です。

反省しつつ、彼の話を一通り聞いてみると、彼はまだ勉強嫌いになってはいないようでした。
あくまでも塾が嫌、社会や算数は好きで、国語が苦手。
塾の授業も、先生によっては楽しめていたようです。
そして驚いたことに、算数の問題にいたっては図形問題ですが中2レベルのものも解けていました。
彼は自分で思っている以上に、ずっと勉強ができていることがわかりました。
あきらかに私が小学生のころよりも学力があります。
このまま無理な塾通いを続ければ、苦手意識が拡大し、自己肯定感も失われてしまいます。

会話の途中、ふと思いつきました。

すぷっち父(以下、私)「あのさ、勉強は塾で学ぶのと、おれに教わるのどっらがいい?」
すぷっち(以下、す)「お父さん」
私「わかった。じゃあ、おれが教える。でも、残念ながら、おれはプロじゃない。勉強についても、心のケアについても、専門的な知識があるわけじゃない。これはわかる?」
す「うん、まあ」
私「だから、勉強について、心のケアについて学ぼう。基本的には本や論文に頼る。効率よく勉強して、心のケアをこまめに行う」
す「自分でやるの?」
私「ううん。とりあえず、おれが学んで、君に教える。やってみよう」

彼の学習記録に加えて、私のやり直しの機会でもあります。
「へんな親子がいるな」くらいの感覚で読んでいただければと思います。

学習記録を公開するのは有益な学習方法のひとつだと思っているので「インターネットで学習を公開するのはどうか?」と提案すると、すんなり話にのってくれました。

公開にあたってルールを考えました。
1. 写真をふくめ、個人が特定される情報は公開しない。
2. 学校に関わる内容は投稿しない。
3. 家庭での学習のみ記録していく。

アカウントの管理はすぷっち母が行い、noteの編集は私(すぷっち父)と息子(すぷっち)で行います。
学習記録を公開するのは、学習効果が高いからです。

私たち家族の簡単な情報です。

すぷっち:小学校高学年、苦手な科目は国語、好きな科目は社会、算数
すぷっち父:現在は息子と別居
すぷっち母:現在は息子と同居

離婚をしていますが、いまは仲が悪いということもありません。
また家庭の経済状況ですが、貧困家庭の部類に入ります。
貧困家庭ながら工夫をし、お互いに学んで行きたいと思います。

最後に学習記録の内容について。

学習記録は3つに分かれます。
1. 勉強記録
2. 読書記録
3. 制作記録

学習記録と名前がかぶってる感じがありますが、一般的な勉強記録とは国語、数学、社会、理科、英語、物理といった学校で習う科目に加え、プログラミングなども入ります。
読書記録とは彼が読んだ本についての記録です。
制作記録は彼の制作したものの記録です。

週に一度の更新を予定しております。

私が離れて暮らしているため、更新が遅れたり、更新がない週も出てくると思います。
あくまで予定とご理解ください
またnoteに割く時間のほとんどは編集にあてるため、コメントの返信はとくに考えていませんが、すべて読ませていただきます。

また学業の目標ですが、彼を東大に入れたいとか、プログラミングを教えこんでザッカーバーグみたいな金持ちにしたいとか思っているわけではありません。
結果がでなかったとしても、彼とコミュニケーションがとれれば、それはそれでよいかなと思っています。

ということで開始です。

すぷっち父

中学受験の参考書を買います(すぷっち)