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お家で勉強に集中する方法(完結)

このNOTEでは、コロナウィルスでお家での勉強が増えている人向けに独学の方法を綴っていきます。

1. そもそも勉強って一体どういう行為なのか?

1.1. 勉強って一体何なのか?
 そもそもの”勉強”といのは学問や技術を根気よく、熱心にやることです。だから、根気よく、熱心にやれるようにすることが大事です。

べん‐きょう【勉強】‥キヤウ
①精を出してつとめること。
②学問や技術を学ぶこと。さまざまな経験を積んで学ぶこと。「数学を―する」「何事も―だ」
③商品をやすく売ること。「お値段は―しときます」

1.2. 勉強の結果求められる事
 今の世の中、勉強するだけでは駄目で、勉強の結果を生かしてなにか行動することが求められます。大人だとアウトプットだったり、学生さんだとテストの結果だったりですね。つまり、
①ワークに集中して資料やプログラム、成果物を作る
②学問を学んでそれを生かしてなにかやる
というところが具体的な勉強のゴールです。
ただし、これを”お家”でやるというのがなかなか難しいのです。

1.3. 勉強道具を使って何をやるか
 最低2つ必要です。これが用意できるならどこでもできます。
必要なもの1:本、教科書、音源などのインプット媒体
必要なもの2:ノート+ペンや自分の肉声等、アウトプット媒体
 インプットを残したい場所は自分の頭です。でも頭に残っているかどうか確かめる方法は、本などを見なくても自分でアウトプットができるかどうかを確かめることにあります。言語や暗記系科目なんかだと、これはペンでやるよりも暗証が楽です。数学なんかだと暗証よりも計算を実際にするほうが良いでしょう。
大事なことなのでもう一度いいますが、自分の中に入ってきた情報が自分の中に残っているかどうかを確認する作業、これが勉強です。ではどうやったら自分の中に残るのか、これは思い出す作業を繰り返していくことに尽きます。下にある図が有名なエビングハウスの忘却曲線です。横軸は日数、縦軸は記憶の定着度合いを表しています。インプットを1回だけやると1日目経過すると半分以下ですが、そのタイミングで2回目のインプットをすると、1日後の定着度合いが7割以上になるのが特徴です。エビングハウスさんはこれをオリジナルの無意味な単語を覚えさせる実験でやりましたが、普通の文章や教科書の内容なら1日後の定着度合いはもっと高いです。でも、基本的に人は何度もやらないと忘れていく生き物なのです。このあたりが、昔学校の先生が予習・復習が大事だと言っていた科学的根拠なのです。つまり、勉強のスケジュールは、何回も自分の頭の中に残っているかどうか、思い出すためのアウトプットが大事なのです。本を一回読み通すとか、そういうことではなくて”白紙に向き合って、自分の頭の中から取り出す”、これが勉強の本質です。Googleで調べれば何でも出てくるのは良いのですが、本当に必要だと思うものを自分の頭の中に残せるようにしましょう。

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    図1. エビングハウスの忘却曲線(Wikipediaより引用)

1.4. ここまでのまとめ
 ・勉強は根気よく、熱心にやることだから、それができる仕組みが重要
 ・勉強はインプットしたものが自分の中に残っているかを思い出すための
 アウトプット作業が重要。暗証でも良いし、白紙に書き出しても良い。

 ・忘れるのは当たり前、繰り返して定着させよう。

以下は具体的にどういう環境を準備したら良いのか?と言うところを記載しています。完結に伴い、有料化しています。

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