善き人の中の隠れたる悪が見えるときに。
私も善良な人でありたいと思っていますので、善き人が好きです。
でも、「私は善い人です!」と称して、何かしている存在には警戒感を抱いてしまいます。
不完全な存在である生身の人間は、善と悪が入り混じっているものだと思っています。
完全なる善き人などあり得ない。
でも、この人は「自分は善き人である」と称している。
そんなはずはない。
この人は、自分にも悪が入り混じっていることを知らないのか。
それとも自分の悪い部分を隠して、皆が希求している「善」というもので誰かを騙そうとしているのではないか。
そんな自称「善き人」も、強欲、嫉妬、羨望などの悪い部分をみせてしまうことがあります。
やっぱり。
私は自分を「善き人」だと称する人を信じません。
私は、隠したりせず「お金を儲けたい」「モテモテになりたい」「偉くなりたい」と言っている人が好きです。
その人は、「正直である」という美徳を備えた善き人であるから。
そんなことを思って、人々が行き交うwebの流れを見ております。
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