Merhaba！（こんにちは！）
トルコのエーゲ海から、surf anneです🥰

海外生活を始めて早いもので半年が経過。
念願の美容院へ行ってきました！！

最後に美容院へ行ったのは、日本を発つ直前だったので、
半年以上ぶり。
半年間放置された私の髪の毛、気にはなるものの、海外暮らしに馴染んでくると日本にいた頃よりは全然気にならなくなってきて、ロングヘアだから結んだりヘアバンドつけたり、帽子をかぶったり、色々アレンジして楽しみながらやり過ごしてきました。

しかし最近、精神的に疲れることが重なり、心のバランスを保つことで精いっぱいになっていた私。
久しぶりに見るエーゲ海は毎日こんなにも綺麗で、外は楽しそうな観光客で溢れているのに…

昨日、夫と行きつけのロカンタでランチを食べたあと、いつもの帰り道でふと美容院に目がとまり、”なんだか気持ちよさそう”に見えました。
すると直感で、今の私には必要な気がして、
「美容院行ってこようかな～」
と夫へ急な相談。

夫はすでに海外暮らしを始めてから3、4回は床屋へ行っていて（毎回違う床屋）、帰ってくるたびいつも「楽しかったぁ、海外の床屋に行くって面白いよ」と満足そうにしています。

だからか、「どこの美容院もそんなに差はないから、自分でここだって所を直感で決めたらいいよ。これも経験だよ。」

と夫に言われ、いざ行ってみることに！

予約いるのかな…海外のカラー剤は日本人の私でも平気なのかなぁ…
上手く伝わるかな…など不安はあったものの、夫が言う通り、

そう！何事も経験！

失敗したとしてもこれも経験だし、いい思い出になるし！
髪の毛なんてすぐ伸びるし！
（日本にいた頃は、５㎝くらい多めに切られたり思い通りのカラーにならなかっただけで落ち込んでいた自分とは別人のようなポジティブさを身に着けたなぁ…と俯瞰しながら）

トルコには床屋がたくさんあって、日本のコンビニよりもトルコの床屋率の方が高いのでは？と思うほど、数軒先に床屋、また床屋ってくらい見かけます。
しかもどこも、髭などの身だしなみを気にするトルコ人で賑わっています。

私が住んでいるここクシャダスでは、女性用の美容院も床屋の数ほどではないけれど床屋に負けないくらいたくさん見かけます。
だから、どの美容院へ行くか悩んだり調べだしたらきりがなさそう。
調べるのも面倒なので、夫に言われた通り私の勘を頼りに決定！
（美容院の雰囲気とスタッフさんの様子、地元のお客さんが多い所なら値段も大して高くないのでは？という予想から選びました）

結果、私の勘は大当たり！！
選んで大正解の美容院でした✨

フルカラーとカット、シャンプー（トリートメント付き）
お値段は1,000リラ（その日のレートで4,990円）！

日本で私の通っていた美容院の1/3の価格。

仕上がりも大満足！！

トルコの物価からしたら1,000リラは決して安くないお値段かもしれませんが、この仕上がりなら、もうちょっと請求されても不満はありません。

日本で私が通っていた美容院と比べても、劣るどころかひょっとするとトルコの方が綺麗に染まっている感じがするくらい。

上手く伝わるか不安でしたが、担当してくれたトルコ人のお兄さんは私の拙いトルコ語でもちゃんと理解してくれて、思い通りの髪色にしていただきました。

カラー剤も特に染みることなどなくて、結果、日本の美容院とほぼ遜色なしでした。
最後のブローに関しては、日本の美容院よりも丁寧で上手で、久しぶりのサラサラヘアに生まれ変わりました✨

全体的に大雑把で、シャンプーが顔にかかったりカラー材も顔に飛び散ったりしたけど、都度自分でタオルで拭けばいいし、その様子を見たスタッフさんにとってもそれが普通の様子。

焦ったのは、始めに10㎝くらい切ってくださいと伝えたのに、いざカットの時になると、耳の下くらいまで切りますか！？
と確認され、
（どうしてそうなる！？笑）
危うくボブ？にされてしまいそうになったこと。
再度、「ちょっとだけ」を強調して切る長さを伝え、ようやく「OK」と理解してもらえたけど、とっても冷や冷やしました💦

そういえば夫も先日床屋にカットしに行った際、
「ショートか？ミディアムか？」と聞かれ、
「ミディアム」と伝えたにも関わらず、ほぼ坊主？のようにされて帰ってきたのを思い出しました（笑）

しかし日本のように、いちいち、
「流したりないところはありませんか？、シャワーは熱くないですか？、首は苦しくないですか？、カラー剤はしみてませんか？」
…などなど多くの問に返事しなくていいし、
シャンプーが顔に飛び散ったら自分で拭けばいいし、気も使わなくてなんだかとっても楽！
と思ってしまいました。

外国人に並んで鏡の前に座っている自分の顔を眺めながら、
なんだかこういう時間って久しぶりだなぁ～としみじみと実感し、
美容院で過ごす時間って、髪の毛を綺麗にしてもらうだけでなくて、最近の自分自身と向き合ったりこれからのことを前向きに考えることができる、大切な時間であったことを思い出しました。

そして担当のお兄さんが施術してくれている間、鏡に映る私の伸びきった髪の毛に、改めて日本を離れてからの月日を想っていました。

最後は隣の席にいたお客さんのトルコ人お姉さん、他のスタッフさんも、「バイバイ」と皆笑顔で手を振ってくれて、気持ちよく美容院をあとにすることができました。

スッキリしたのは髪の毛だけではなくて、私の心に溜まっていた澱のようなものが綺麗さっぱりなくなったような感覚。
久しぶりに感じる爽快感でした。

こんなに心までスッキリできるなら、夫のようにもっと軽い気持ちで早く美容院へ行けばよかった～と後悔しています。

他の国でも美容院を体験して、色々比較したら面白いだろうな～