ことばの魔法(販売促進編)
こんにちは、木曜日の本多です。
昨日の大谷の投稿にもありましたが、昨日よりお蕎麦のイベントに出店しております。
私は受付(レジ対応)をやらせて頂きました。そこで改めて気付いたことと考えた『ことばの魔法』をテーマに今日はお話したいと思います。
こちらが商品ラインナップです。
初めはオペレーションのことを考えながら、ごく普通に販売していました。
『いらっしゃいませ、こんにちはー』
『ご注文は冷やし蕎麦一人前ですね、ありがとうこざいます!700円になります』
このような会話で、笑顔と雰囲気良くを心がけていました。
しかしある一定のピークを過ぎて気付きました。まずい、トッピングが全然売れていない!!汗
そこでここからお蕎麦を注文頂いた方に
『何かご一緒にトッピングは如何ですか?』と一言付け加えることにしました。すると
『あ〜、じゃぁとり天一緒にもらおうかな』と想像以上に皆さま頼んでくださりました。
そう、ここで気付いたのがまず『その発想がなかったお客さまがいるということ』
あっそうか、トッピングもあるなら何かつけようかな〜位に考えてくださる方が沢山いらっしゃいました。
これは飲食店にも通づることで、例えばお店の料理やドリンクのラストオーダーを聞く際のことば。飲食店の皆さま、何てお客さまに聞いていますか?
『お食事(ドリンク)がラストオーダーになります』
飲食店に行った際、このように言われた経験ありませんか?私はよくあります。
では、どんなことばだったら変わってくるのか。
『お食事がラストオーダーになりますが、何かお食事後のデザートなど如何ですか?』
一言付け加えるだけで、考えてもいなかった人たちが、あっデザート何か食べようか!と考えてくれるんです。
オーダー数がガラッと変わります。1日この一言でデザートが4つ多く注文頂いたとします。月間30日で120個も販売個数が変わり、例えばそのデザートが400円だったとした場合、月間48000円も変わってくるのです。
これはドリンクの声かけも一緒です。
友人や会社の仲間や上司との飲み会、ドリンクを頼みたいけどタイミングが掴めないなぁなんていう時『お飲み物何かお持ち致しますか?』の一言があるだけで売上だけでなく、満足度が上がると思っています。
もちろん、『大丈夫です』とお断りされることもありますから、その際には笑顔で『畏まりました、ありがとうこざいます』とさっと引くべきと考えます。
このように、お客さまが嫌な気持ちにならない、気遣いの一言を心がけるだけで、お店側もお客さまもどちらにとってもプラスになるなと改めて感じました。
そしてアルバイトスタッフを育成する際には
『追加のドリンク取ってこい!』なんていう風には決して伝えてはいけません。
なぜこのタイミングで声をかけにいくのかの、理由から伝えてあげるんです。自分がこういう状況だったらどうしてもらえたら嬉しいか?を一緒に考えて、行動してもらう。だからこそ、継続し身に付いていき、お客さまの立場に立って考えられるようになっていくのだと思います。
本日もお読み頂きありがとうございます。
日々書いていくこの記事が、皆さまの生活の何かひとつでもプラスになれたらなと思っている今日この頃でした。
早く、梅雨明けて欲しいですね。
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