155cmという微妙さ
私の身長は155cmちょうど。
日本人女性の平均身長が約158cmだから、若干低めの身長なのかな。
しかし、「低身長」かと言われればこれもまた微妙なところで、あるアパレルブランドでは154センチ以下を低身長と定義して低身長向けの服を売り出していた。
この身長でもうきっと5〜7年くらい過ごしているけど、定期的に「微妙だな〜」と感じる。
マキシ丈のスカートやワンピースはものによっては引き摺ってしまう。
電車の吊革には地味に届かない(腕をぴんと伸ばせば届くが、しんどいので手すりの方が好き)。
かといって、低身長のカテゴリーには地味に入らないので、「低身長だから困る」みたいな話もなんとなくしづらい。
背の話になると、大抵は背が高くてスタイルが良くていいなとか、小さめでかわいいねとか、意外、そんなに高かったんだ/低かったんだとかいう話になりがちだけど
155cmと言うといつも微妙な反応をされる。
確かに、私も誰かに155cmなんだよねと言われたとしたら、なんて返したらいいのかわからない。
しかも、私の周りだけかもしれないけど
意外に155cmの人って少ないような気がする。
高めの子だと167〜162くらいで、
低めの子だと147〜152くらいな感じ。
あとはチラホラ157、8cmの子。
平均ってつまりは全部足して割っただけで
イコール158cm付近がいちばん多いって訳ではないのかなあと思っている。
高めか低めかに分かれている…体感。
私はどっちつかずのまさに微妙な大きさになってしまったな、とたまにちょっと悲しくなったりする。笑
せっかくなら、あとせめて5cmプラスしてそのぶん脚がもっと長かったらなあとか
もしくはあと5cmくらい低めで、「低身長」として胸を張って(?)生きたかった。
旨味のない155cm。
だけど一方で、高身長の人は高身長なりに
低身長の人は低身長なりの悩みもきっとあるんだよなあとも思う。
言い方を変えれば、可もなく不可もない
当たり障りのない身長なのかもしれない。
そう思って少し無理やり前向きに
明日からも155cmの人間として生きていこう。
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