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本人への告知や病気の説明の話

 本人への告知

 ここで少し病気の告知の話をします。

 息子への病名は、検査、確定前にうっすらとされていましたが、正式に告知されたのは2022年12月21日、本格的な治療が始まる直前でした。

 主治医からも子どもとはいえ、自分の病気がわかって治療に臨んでもらいたいということでした。
 私たちから病気や治療の詳しい話はできないので、主治医からの説明をお願いしていたのですが、、
 小学4年生、学力は普通、国語が若干苦手めの我が息子には先生の説明が難しかった。。

 さらにその時はまだ、恐怖、怒り、悲しみ、プレドニンの副作用、で心が掻き乱れた状態で話を聞く姿勢はありませんでした。『白血病』、『小児がん』を頭に入れるのが精一杯だったのではないでしょうか。

 主治医からされた治療すれば治る、一緒に頑張ろうという話は息子の治療への拠り所になりました。
 告知された日は散々でしたが、慣れてくると治療については医師なり私なり看護師さんなり都度都度聞きながら、理解して自分なりに頑張って向き合っていけました。

 病気の説明

 病気の説明で、ゲーム好きな息子がすんなり分かった例えを紹介します。

白血病闘病→白血病細胞が敵でチームで闘うこと

司令官たちが武器の使い方を決めて助手がそれを指示を出して、実行部隊が戦って、つまり息子は気づかないうちに体の中が闘うんだよと。

(チーム編成)
・相手

 体の中の白血病細胞→敵、体にめちゃくちゃ潜んでる

・自分チーム

 息子→闘う本体
 息子の体→闘う元
 抗がん剤→武器
 主治医→司令官
 主治医以外の医師→ 司令官の補佐官
 看護師→ 司令官や補佐官の助手
 ママやパパや息子のために働いてくれる人→サポート部隊

これで少しイメージがついたようでした。

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