維持療法が始まり3ヶ月が経ちました。
　引き続き息子は自分の体の中にいるんだかいないんだかわからないけど闘わなければいけない病気と闘ってます。

　先日、今休部中の所属チームの学年違いのチームメンバーから、「いつ一緒にできるの？」と言われてしまいました。息子はだんまりだったので、私が「まだ走れないんだ。もうちょっと待ってて！」と答えました。

　本退院から3ヶ月が経った今はまさにもうちょっと待ってて！な状況です。

　小学校への通学もだいぶ慣れて普通に近づいてきました。'疲れたら早退ないし休む'と'無理しない'で通っていても給食ありの4時間なら元気を残して帰ってこれるようになりました。

　体力温存策はまだ引き続きとってます。10月半ばの捻挫の影響もあり、往復は引き続き私が荷物をもち送迎、3階分程度以上の昇降に関してはエレベーターを使用させてもらっています。

　送り迎えの際、エレベーターの付近で人に会うと段々と私はこの特別待遇に気まずい気持ちがしてきてしまっているのですが、息子は意に介さずの様子です。
　確かに、まだ階段使ったあとは疲労感が出やすく顔色も悪くなる、ような気がするので許可してもらっているうちは甘えさせてもらおうと思いますが。。

　国語、算数、家庭科、図工、学活には普通に参加できるようになりました。
　移動の多い理科と、リコーダーなどがあると音楽は疲れがでやすく、体育はまだまだです。
　給食もまだ感染予防で少し席を離しています。

　休日はインフルエンザに罹りたくないので引き続き人ゴミを避けて、繁華街などにはいけてませんが、オフピークの時間帯に車で遠くのゲーセンにいったり、近所のお宅てわハロウィンパーティーを幼馴染たちとしたりもできました。

　まだ怪我が心配なので放課後一人で公園には遊びには行きませんが、近所の子と家の外でゲームしたりして過ごす日も増えました。家の中では毎日宿題してから友だちとオンラインゲームの流れです。

病院の友だちとゲームする機会はだいぶ減ってきましたが、時々思い出して連絡したり様子を気にしています。

　入院中の話や病気への不安は減ってはきましたが、それでも時折、「再発したくないなー」と言います。私はうん、としか言えませんが、引き続き不安と戦っている様子です。

　見た目の話で、髪はすっかり生え揃いました。髪質が変わった？そういえば寝癖も立たないね、とか言われてましたが、寝癖は立つようになってきました。髪は色素が少しだけ薄いです。
　眉毛については白血球が少ない時期？に若干抜けたような気もしますが、しばらくしたら元に戻ったようです。

　日常生活まだまだだなー、という部分はだいぶ減ったものの、大丈夫！と自信をもてないところもまだあり、あとちょっと！な状態です。
　このちょっとはいつ埋まりますかね。。きっと肝臓がどうにかなれば、それから、もう少しの勇気さえ出れば大丈夫なはず！とは思っているのですが、先はわかりません。

　治療の方は、白血球と肝臓の数値をどちらも安定させるのに苦労していて、通院は2週間に1回間隔が続きました。

〈血液検査推移〉

肝臓の値が髄注の影響で一時かなり高くなるも、少し落ち着き高めだけど許容範囲内におさまってる状態です。

使用してる薬や量は変わらず、状態を静観している状況です。(維持療法の内容は以下を)

　病院に行くと懐かしい顔に必ず会えます。もちろん同じ顔じゃないことの方が多いですが、たくさんの人と出会っているので誰に会えるかが毎回の楽しみでもあります。

　息子は徐々に小学5年生らしくなってきていて外ではハニカミ男子化しているので、人と会えてもあまり話せず、帰ってからはしゃぐのですが、私はその場で会えた喜びを大袈裟なくらい伝えてしまいます。

　特に息子とついでに私とも仲良くしてくれた子に会えるととても嬉しいです。病院での息子の仲良したちは私には恩人です。

　また病院暮らしの中でしか見せていなかった息子の姿を知ってる珍しい存在でもあります。

　出会えた子(中学生)の近況を聞けば、息子よりはるかに逞しい復帰ぶりの様子、なので、
「すごいねー！！良かったねー！！
入院中から割と元気そうだったもんね！

うちのはほらさー、入院中もへにゃだったしさー、まだまだよ〜」
なんて話もできちゃったりします。

　状態が少し落ち着いたので次回は4週間後、年内最後の通院となりそうです。予定日はちょうど1年前骨髄検査をして病名がわかった日でした。
　無事に、そしてあっという間にその日がきますように！！と願います

、、、と書いてる側から息子に鼻風邪をうつしてしまったようで、息子退院してから初めての本格的な発熱でカロナールのお世話になりました。
　熱は割とすぐ下がったけど、しつこい鼻風邪で、久しぶりの風邪は中々辛そうで今週またまた学校はお休み続きです。
やはり順風満帆ではなく気ままにマイペースが息子らしい、ということのようです。