ごはんジャパン〜わさび〜静岡県伊豆市

【そもそもわさびってどの部分?】
根茎という茎の一部の所。

【真妻わさびとは?】
一流の料理屋さん御用達。高級わさび。爽やかな香りとキレのある辛味が特徴。

【わさびをおろす時のポイント】
茎がくっついている上の方が甘くて、香りが強い。どんなものに合わせるかで使い分ける。

【畳石式栽培法】
天然のろ過装置が付いている水田。
静岡県の伝統農法で下から(大、中、小)の石が層になっており、段になっているので下の段のわさび田には綺麗で酸素を含んだ水を送ることが出来るシステム。
明治時代から受け継ぐもの。

【わさびと寿司】
切っても切れないもの。
『アオリイカ➕千切りわさび』
千切りしたアオリイカに千切りしたわさびを入れることで、甘味から咀嚼する毎にゆっくりと辛味がくる。

『ウニ➕みじん切りのわさびのシャリ➕おろし金でおろしたワサビ』
コクのあるウニには、おろし金でおろした辛味のあるワサビとみじん切りのワサビをシャリに混ぜたもので食感をプラス。

『赤むつ✖️鮫皮のわさび』
鮫皮で下ろすことにより甘味と香りが引き立つ。
白身魚などに合わせるとバランスが良い。

【わさびの使い分けの科学】
そもそもわさびは、刻んで食べてもあまり辛くはない。
細胞が壊れることで、アリルイソチアオシアネートといる辛味成分に変わることで辛味を感じる。

鮫皮で下ろすと、粒子が細かいのでアミラーゼという酵素が働き、デンプンが麦芽糖に変わる。これにより甘味が出る。

このように、刻む、おろし金、鮫皮など色々なやり方で食材に合わせて行く方法を覚えておいた方がいいだろう。


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