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床にも、壁にも~手づくりの蜜蝋ワックス

手づくりの蜜蝋ワックス。床に、壁に、建具に。蜜蝋と菜種油を溶かしまぜただけのホームメイド蜜蝋ワックスを、家の様々な部分に塗りこんだお正月でした。

これは本当に大正解。オイルステインや塗料だと、マスキングなど細心の注意が必要になるところ、蜜蝋ワックスなら、ぼろ布につけて、手で必要な場所に擦り込んでいくだけ。子どもでもできます。そして、天然100%!

(※実際は、子どもたちはワックスをあらぬところに無駄に塗って浪費したり、塗り方がとても雑だったり、飽きて遊びに行ってしまったりして、期待ほど戦力にはなりませんでしたが……それでもペンキを塗るのとは違って、怒ったりせずに安心して共存できる、これは大きいです。ただ、本当に小さなお子さんは蜂の成分のアナフィラキシーショックのリスクがあると思うので要注意です)

つくり方は本当に簡単。蜜蝋1に、好みの植物油9。これをガラス瓶に入れ、湯煎して溶かしまぜるだけ!

チョコレートの湯煎の要領で、蜜蝋はあらかじめ粗く刻みます(包丁にこびりつくので、それを洗うのだけがちょっと面倒)。あとはガラス瓶に入れて、割り箸で混ぜるだけ!
冷えたら自然に固まります。あとはフタをするだけ!

油は、普通は亜麻仁油とかを使うと思いますが・・・そんな高価なものをわざわざ買うのもねーと、わが家は台所の菜種油をそのまま使います。理想ではないかもしれないけど、油は油だし、どうせ床でしょ!?ということで・・・値段も安いですし。これまで不都合を感じたことはありませんよ。

小分けにしても使いやすい。入れている間に端から固まってきて、きれいなグラデーションに。

蜜蝋は、お隣さんからいただいた蜂の巣から手作りしていますが、今回は「家に塗るだけだし…」ということで、燃えさしの蜜蝋ろうそくのカスを溶かして使いました。

さすがに体に塗るのは憚られますが、床ならね、と。燃えさしの蜜蝋ろうそくがあったら、ぜひお試しください(使わない方は捨てずにわが家にくださいor蜜蝋ワックスを塗りたそうな人にあげてください)。

お隣さんからいただいた蜂の巣を漉して、蜜蝋にしたもの。満月のよう!

※2021年1月4日記

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