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スマートニュース・鈴木健氏が語る「これからはパーソナライズの時代」

スマートニュースのアプリで一躍有名になった鈴木健 氏
今では、なんと4000万ダウンロードを超える大ヒットアプリです。
誰もがインストールしているニュースアプリといっても過言ではありません。

鈴木氏はForbes JAPAN「起業家ランキング2019」の2位を受賞するなど、華々しい実績をあげています。

そんなスマートニュース人気の裏には「テクノロジー」を駆使した戦略が隠されていました。
今日はその人気の秘訣とともに、鈴木氏の経験をまとめてみたいと思います。


立ち上げ期は崖っぷち状態で継続

スマートニュースの立ち上げ当初は、実績がない中でのスタートで、事務所を借りることさえも難しかったそう。

流れを変えようとアメリカの一大カンファレンスであるSXSWに出店するも、成果はさほど芳しくなく、資金が底をつきかける事態に。

そんなとき、パートナーの浜本氏が言ったのは「それでも続けたい」という想いだったそう。
その想い一つで2人は継続をしてきました。


きっかけは炎上も!?

スマートニュースのリリース当時の売りは、電波のない地下鉄内でもニュースが読めるということでした。
今では電波が入るのが当たり前になった地下鉄ですが、当時のインフラではこのニーズがマッチしました。

そして、これを後押ししたのが著作権を問題視したツイート。
そんな、ちょっとした炎上があったことも追い風となり、スマートニュースのアプリは爆発的なヒットを記録します。


人気の理由はパーソナライズのアルゴリズム

そんなスマートニュースで鈴木氏が力を入れているのは独自のパースナライズ化アルゴリズムです。
現代は個人の力が強くなっており、「人それぞれ違う」という商品がヒットを生む時代です。

たとえば、ゲームなどでもそれぞれの個人のキャラクターを作成できたり、FacebookやInstagramでも使用する人ごとに表示されるものが違うというのが売りです。

スマートニュースも、独自のアルゴリズムの開発により、人それぞれがより関心を持つ工夫が、数多くなされています。


これからの時代はビジョンが大切

そして、最後に鈴木氏が語っていたのは、これから起業を志す人はビジョンが大事ということ。
アメリカでの経験もある鈴木氏だからこそ、日本の起業家が自分を表現できないことに危機感を感じたそうです。

ぜひ自分に自信を持って、自分というものを売り出していけるよう、アウトプットする力を鍛えることが、起業の第一歩ともいえるでしょう。

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