すすすすみれんこーん

すすすすみれんこーん

マガジン

最近の記事

25歳でもヤダヤダ期

敢えて自分から言うことはあまり無いけど、私はHSPで生きづらいと感じることが多々ある。つい先ほども肌に触れる毛布の触り心地と向きが気になったら、寝てる体勢まで気になってしまい、アーもうヤダヤダヤダヤダ!!ヤダヤダヤダ!!!!!気持ち悪い!!!!!アーーーーー!!!と発狂したところだった。ベランダに出て深呼吸したり、お茶飲んだりしたら少しは落ち着いたけど、今も足がなんだか気になりながら文章を書いている。中々進まない。 触覚過敏はたまに酷くなるくらいだからまだ良いとして、視覚と

    • ハートが散らばる

      きみが居て、そう、きみが居て、それだけでうれしい物語のはじまり あなたから盗んだホクロはひとを指すゆびの付け根の隣りに居るよ 宛先を教えてないのに誰からの手紙を待っているのだろうか 既読がついた瞬間 いまきみはわたしのことを考えている しんじれば飛べそうだから「会いたい」の「あい|」くらいで飛んで行くから わたしから溢れるハートが散らばってかき集めてはすきだと言って ナイフを突きつけられたわたくしはただただ揺れる襞をみていた 2022.5

      • わからないことがいちばんくるしいことかもしれない。

        わたしはいま苦しい。誰もなにも悪く無いのに、なにもかもがすごく嫌。すごくすごく嫌。光も音も人もみんなみんな無くなればいい。真っ暗闇の世界になればいい。怒りでも寂しさでも悲しさでもない、どこにも行き着くことがないきもちに混乱している。か細い炎がじわじわと心臓のなかで燃えている。でもどこに揺らぐかはわからない。揺れに合わせてわたし自身も揺れてしまう。ああ、またこの地点まで来てしまった。何もかもを消して殻に閉じこもりたくなるところまで。今回またなんでこうなったかはわからない。人と会

        • 勇ましくなりたい

          じぶんの調子がいいと思っていても、突然包丁をぞんざいに扱う人を目の前にしてしまったりすると、わたしの中のなにかが壊れて、頭の中に次々と刃物が浮かんでくる。その刃物をグニャグニャに折り曲げて球状にして勢いよく宇宙まで飛ばしてなんっにも無かった様に粉々に消してしまわないと落ち着かなくなる。そうしないと怖いから。そうしないと襲ってくるから。先端が怖いって言うと、笑いながら指刺してくる人キライ。みんなみんなキライ。じゃあエッチできないじゃん、どうするの?って聞いてくる人もキライ。みん

        25歳でもヤダヤダ期

        マガジン

        • 短歌
          8本
        • わたしの夏休み
          5本
        • 無敵日記
          16本

        記事

          寂しさの背中を押してた夕焼けが焦げてしまえばいいと思った

          去年の秋口、1番綺麗に夕陽が見えるのどこだ!って夕陽に向かって車を走らせていたら、近所の運動公園に着いた。公園に着いた時に丁度沈んでしまったけれど、それまでに見た雲の隙間から見える夕陽も池に反射する夕陽も山を越えて現れた夕陽もどれも表情が違っていて、美しかった。 親友と夢中になって夕陽に向かって走った時間が尊かった。親友が前のめりで運転する姿や、夕陽が顔を出す度に興奮する私たちの姿を1秒足りとも忘れたくなかった。でも忘れてしまう気がして、それが怖くて寂しくて切なくて親友の名

          寂しさの背中を押してた夕焼けが焦げてしまえばいいと思った

          今からがやっと孤独の本番

          東京の家へ戻る。つい先ほどまでのあたたかさはどこへ?家に何にもないから、ひとりコンビニ弁当を食べながら泣く。ビールでも流し込めないさみしさ。お湯をたっぷりと貯める。読みかけの本を読む。メモが挟まっているのに気づく。宮崎で読んでいた時に書いた自分のメモ。メモには、宮崎に戻ってきて数日。孤独を感じることがある。でももっと孤独になりたい。と書いてある。2週間前の私、ばっかじゃねえの?じぶんで書いた文字にさえ嫉妬してしまう。いいな、この時の私、孤独じゃないじゃん。目からまたも涙が溢れ

          今からがやっと孤独の本番

          身体の中で膨らみ続ける絶望について

          私の身体の中には水風船がある。1年以上前は4センチも満たしていなかったが、今や5センチを越えている。これが6センチを越えてくると取ってあげなくてはならないらしい。大きさが変わらない人もいるが、私の水風船は少しずつ少しずつ膨らんでいる。水風船は、言えなかった何か。感じてしまった何か。知らず知らずのうちに飲み込んでいた、自分でも気付かないくらいの、ちっちゃなモヤモヤを吸収しているのだろうか。膨らむたびにぎゅう、ぎゅう、と痛みがやってくる。その痛みを感じ出したのはここ1ヶ月の事。そ

          身体の中で膨らみ続ける絶望について

          三日月が満月になっても嘲笑い味方になんかならないでしょうね

          眼鏡はずした君の瞳に私の顔がうつってるうつっているねうつってる 寂しさが溶けて泣いちゃわないように頬を両手で包んでくちづけて 今までに一度も聞いた事のないあまい声で話すなよバーカ かきたいかきたいかきたいかきたいアーーー忘れたくない(さみしい) すきですと伝えてからは目から海の砂が出てきて死にたいだけで もっとこっちみてよふれてよかまってよかんがえすぎておかしくなれよ

          三日月が満月になっても嘲笑い味方になんかならないでしょうね

          自分がどこに居るか分からない

          襖が開く音がして、ん?ばぁちゃん?と思って振り返ってみると誰も居ない。よそよそしい洋室があるだけ。 そっか、東京に戻ってきたんだ。近くの道路を大きなトラックが通るたびに家全体がゴーっと唸り声をあげて揺れる1Kの家に。 そっか、襖の開く音じゃなくて、トラックが通った音だったのか。

          自分がどこに居るか分からない

          かきたいかきたいかきたいかきたい

          今のこのぐしゃっとした気もちを忘れたくなくて かきたいかきたいかきたいかきたい 一歩あるくたび、書きたい欲が溢れてくる 気付いたらノートとペンを持って いつものコーヒー屋さんへと足が向かっていた かきたいかきたいかきたいかきたい

          かきたいかきたいかきたいかきたい

          深夜の自販機さえも味方にならない

          電車が進む段々と現実に戻っていく現実には存在自体が怖い携帯があるふう深呼吸しないと開けない通知かと思ったら私の手が震えていたみたいああまたか私が悪いのかもしれないすみませんから始まる連絡明日送らなきゃと脳内でシュミレーションするひとつずつ増えていくもやもやと一緒に洗濯物も溜まっていく切り替えなきゃ切り替えなきゃ湯を貯め宇宙へ行く目を瞑る水音を聴く文を読むでも何だか駄目みたい脳みそに情報が入っていかないかと言って空っぽにもなれないさっきまで笑っていた私はどこへ行ったのかななにも

          深夜の自販機さえも味方にならない

          雲の流れのはやい日に

          雲の流れのはやい日に、 すきな人からの返信を口に出して読み返す。 そうっと、 ちいさなちいさな声で。

          雲の流れのはやい日に

          甘じょっぱい、そんなの狡い。最初からやさしさなんて知りたくなかった。

          甘じょっぱい、そんなの狡い。最初からやさしさなんて知りたくなかった。

          下北沢 金曜ロードショー

          ヒラタさん 一声目から潜っていった。ぶくぶくぶく ここは海の中かな? わたしとヒラタさんだけのうみ。 愛しき日々へを、歌ってるヒラタさんの後ろには雷が落ちてた。海だけど。そんなの関係ないよ。 ハンダさん 右目で見るハンダさん。 左目だと見えないの。 前の子のシャツ越しに見たの。聴いたの。 海から一気に下北に引き戻されたの。 ハンダさんの声で あの日の夜を思い出しちゃったのよ。 セーゴさん 畑。だだっ広い畑の中心で歌ってる。 そこから都会の街へもうダッシュすんの。 途中でつ

          下北沢 金曜ロードショー

          ズン、と ムクムクと。

          あ、これやばいやつやな。って思った通りに、感情が溢れてしまって、それと共に流れる涙。あー。まただ。頑張ってるし、それを自分でも認めれてるし、それでも自分に高いもの求めちゃうし、それを答えられない自分に落胆するし、求められる期待も大きいし、強い口調で指摘されるし、いろんな不安や悲しみが混ざって、ズンと溜まって、爆発。いつになったら、不安はなくなるんだろう。いつになったら、自信はつくんだろう。常に笑ってにこにこしてるけど、実は奥の奥に何かモヤっとしたものが渦巻いているんだろうね。

          ズン、と ムクムクと。

          夏休み4日目

          親友と箱根へ。箱根湯本に着くと、旅してる実感が突然湧いてきて、色んなものを食べた。箱根饅頭にティラミスソフト、肉寿司としらすの軍艦巻き、そして絞りたてのモンブラン。いっちばん美味しかったのは、肉寿司としらすの軍艦巻き。えびせんの上に乗っていたのだが、食べ歩きしやすいし、ゴミは出ないし、最後まで美味しく食べれてすごく良いアイディアだと思った。お腹が満たされると、バスに乗りポーラ美術館へ。「モネとマティス もうひとつの楽園」をゆっくりと堪能した。モネの睡蓮は初めて見たが、淡い色遣