最近は仮交際（プレ交際）から真剣交際に進み、ご成婚へのステップをきちんと踏んで結ばれて行くカップルが多く、これが当たり前と捉えていらっしゃる結婚相談所で婚活中の方々が多いと思う。

勿論、このステップを踏むことはすべき時にすべきことが出来るので、ご成婚間際に慌てるとか、ご成婚後にやり残したことがあって後悔する等がなく良い事には間違いない。

けれども、過去の多くのご成婚カップルの中にはほんの少数ではあるけれど、仮交際からご成婚に至ったカップルもいらした。

理由としては、出会えた時からお互いしか見えない世界で仮交際とか真剣交際とか超越したおふたりが仮交際のままご成婚に至った例とか、あるいは6ヶ月間の期間のギリギリまで決められず、他の人とも交際しており、最後の最後でお一人に決めてご成婚に至った事例などが思い浮かぶ。

仮交際〜真剣交際〜ご成婚という流れは、とても理想的なものなので是非そうして頂きたいという願いはあるけれど、必ずしも真剣交際にならなければご成婚出来ないものではないとの当たり前のことを、今日はお伝えしたいと思う。

結婚相談所の3ヶ月、あるいは6ヶ月ルールとは

なぜ、こんなイレギュラーなことが起こるかと言えば、人と人との出会い、しかも結婚相手との出会いを提供する私たちの仕事は理屈や理論のみで必ずしも割り切れるものではないからだと思っている。

いろいろなご性格の人が集まっている結婚相談所は、本当に十人十色であるから。

ただし、基本的なルールというものはあってそこは守っていただきながら、というのは勿論のこと。

例えば、最長で6ヶ月が期限というルールを真剣交際に入ってから数えた月数と誤解していると、仮交際であれば極端な話何年でも交際出来るということになってしまう。

これは、年齢との闘いの女性の婚活にとっては死活問題とも言えるので、そもそも結婚相談所が成り立たない。

6ヶ月とは「お見合い日」から数えた月数であると心に刻んで欲しい。

6ヶ月経過したら仮交際中でもご成婚か終了か決めなければならない

弊社は会員さんにお渡ししている会員規約に明記しているが、他社の会員さんなど結構最初から聞いていなかったという方もいるので改めて覚えていただきたい。

仮交際からご成婚に至るデメリットとしては、真剣交際中にしていただきたいお互いのご両親へのご挨拶や、住む場所、結婚後の家事やお金の分担など大切な話が出来ていないまま結婚相談所を卒業しなければならなくなる可能性が高くなること。

やはり、仮交際中と真剣交際ではお互いに対する遠慮やすべき話の範疇が明らかに違う。

真剣交際なら出来る話が、仮交際だとどうしても遠慮が先に立ち出来ておらずに、尻切れとんぼで慌ただしくやめなければならなくなる。

上記に挙げた事柄は、お互いのご両親のご都合もある上に慌てて行ったら抜ける部分があるようなことなので、出来ればお互いを最終的に見極めることも含めてゆっくりと時間を取りたいものだから。

決めるべきことは決めてご成婚しよう

最後に大慌てでご成婚退会した、とならないよう気持ちにも時間的にも余裕を持ってご成婚していただきたいもの。

それには、やはり仮交際から真剣交際のステップを踏んで行くことをお勧めしたい。

例え最後の1ヶ月のみであったとしても、ステータスを真剣交際に変えることで心構えが違ってくるものであるし。

計画性のない行き当たりばったりの人と結婚したい人は少ないと思うので、結婚に対してはやはり計画的であることが後々の幸せに繋がっているように思える。

婚活カウンセラー歴23年
セレブ婚活のスターマリアージュ青山
松岡利恵子

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