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結婚相談所に内緒で交際しようと言う男性 前半

久しぶりにお聞きした、「結婚相談所には別れたことにして交際を続けよう」と女性に持ちかける男性のこと。

意外といそうでいない(契約違反を強いようとすることだから、お相手に軽蔑される覚悟がなければ言えない)のだけど、ね。

それを言われた会員さんは、すーっと気持ちが冷めたとお話ししてくださった。

こんな口車に乗ったらどうなるか、考えられる未来を書いてみるわね。

悩みがあってもカウンセラーに相談できない

話を持ちかけられた時点ではまだ共犯者ではないけれど、承諾し実行した時点で契約違反に同意したことになる。

だから、担当カウンセラーに悩みがあっても相談することはできなくなり、何かあってもひとりで悩まなければならないことになるの。

お互い担当者が付いていた時は、意向を探ってもらえたり、お相手の態度やメールやLINEのやり取りをもとに身の処し方を相談したり出来たけれど、それも一切できなくなる。

しかも、お相手への不信感や自分の行為に対して罪悪感も感じてしまうとなると、ふたりの関係性にも影を落とすことになりそう。

体の関係を求められる可能性

結婚相談所では、遊びの関係を排除するためにご成婚までは体の関係はNGだけど、次に考えられるのはこのことよね。

出会い系のマッチングアプリで出会ったように、まずはそういう関係になろうと考えても不思議ではないから。

真剣に結婚相手を見つけようと結婚相談所に入り活動している女性が、簡単にそんな関係になるとは思わないけれど、その人と結婚できると思いしかもその男性が好きなら歯止めが効かなくなるかもしれない。

でも、もしその後にお相手に音信不通にでもなられたら?
深く傷つくことに加えて時間を無駄にしてしまうことになる。

そもそもお相手の男性を信用できるのか

女性を結婚相談所から引き離し、共犯者にした(提案に乗ってしまった時から対等ではあるけれど)相手男性を、以前のまま好きで信頼できるものなのかも疑問になるわ。

出会いの最初を汚されたと思うようになるのは当たり前のことで、正々堂々と交際できない関係性は辛いものがあるはず。

お付き合いしていくうちに、この人は他の誰かにも同じことをしているんじゃないかと疑心暗鬼になっても確かめようもないのだから。

結婚相談所という安全地帯で活動するメリット

お互いに担当カウンセラーがいて守られることや、困ったことがあれば担当者から伝えてもらえる安心感もある。それは守刀のようなもので、使わなくてもいいけれど、いざとなれば身を守る大事なもの。

例え別れの時も、直接お相手に伝えてトラブルになることがないのも凄いメリットね。

そして何より、真剣交際に入るまで他の人とも同時進行出来るということが大きなメリット。

突然振られても、すぐに新しい出会いにチャレンジできるのはとても良いことだから。

夫婦になるには信頼が大切

いろいろ書いてきたけれど、やっぱり一番お伝えしたいことは大事な結婚のスタートを後ろめたい気持ちで始めるのは間違いだということ。

相手が信頼できないような気持ちなら、いつかその関係性は崩壊するかもしれないし。

もちろん、マッチングアプリで結婚できる人もたくさんいるしそれはラッキーだと思うけれど、結婚相談所で出会えたふたりなら結婚相談所のメリットを最大限享受して正々堂々とご成婚退会していただきたいわ。

次回はこの件に関連する内容の素敵なご成婚カップルの秘話をお伝えするわね。


婚活カウンセラー歴22年
セレブ婚活のスターマリアージュ青山
松岡利恵子

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