瀧 俊雄

マネーフォワード取締役

FINOLABと私

FINOLABが法人化しました!
パチパチパチ!

FINOLABはFintechに関わってきたこの数年間の中でも、パッションと思い出が詰まった施設です。ここで、例えば金融庁のキーマンの方にKYC現代化の重要性を訴えたり、弊社のイベントで金融機関の方々に来ていただいたり、生まれた会社、解散した会社、さまざまなビジネスの往来に接する機会をいただきました。

元々、ISIDの方々がFIBCを始めて、ま

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認知症の名前をどう変えていくか

最近は認知症に関する発信をさせていただく機会が多いのですが、医療の専門家でもないし、その努力を渾身でされている方々も知っているので、なかなか述べるのが難しいことが今朝の日経で書かれています。それは、認知症が予防可能な病気として一般の人たちの間で議論されるのは、結構酷なことだ、ということです。

この捉え方の一般化がどうして生まれたのか。おそらくは認知「症」というネーミングから来たのだと思います。超

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貯蓄増強委員会を。

金融広報中央委員会の統計は、私が2004年頃に野村證券調査をしていたころから、よく参照している統計です。例えば、無貯蓄世帯と回答する割合とか、バイアスの少ないサンプルにおける参考統計で「証券投資」を行っている割合などは、ここでしか取れない統計でした。アンケート対象にたまたま自分が選ばれたときは、なんというご縁だろうと感動したことがありますw

この委員会、その昔は、「貯蓄増強中央委員会」という名称

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創造性とイノベーション

ユニポスを弊社でも導入してしばらくたつのですが、面と向かって感謝を(オンライン)で伝えるのは本当に気持ちいいものですし、色々な企業にお勧めしているものになります。

よくある話かもしれませんが、社員の大半が転職組でもあるベンチャー企業では、ある会社に固定化された関係が薄いので、いわゆる生え抜きの多い会社に比べて、感謝を丁寧に伝えたり、厚意を当然と思わないなど、一般的な社会だったらやる点と共通が多い

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プライバシー不等式

よく個人情報に関して、たとえは悪いのですが掃除していない自分の部屋の写真みたいなものだ、ということがあります。見られたくないけど、他人もそれほど見たいものでもない。

自分(主観)が見られたくないと、他人(客観)も見たくない、中でもおそらく多くの人では;

①個人情報の主観的価値 > ②個人情報の客観的価値

となり、この不等式が、プライバシービジネスが普通には成り立たない理由になるのだと思います

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いっそのこと5000万円問題に

老後貯蓄における金額をベースにした議論は、社会保障という包括的な概念を考えるにあたって難しいものですが、週刊誌を見出しをどうしても●●万円として掲げないといけないのであれば、私は5000万円という数字を挙げたいと思います。

もともと、2000万円という数字自体が、新聞を読む層にとっては少ないという観点もあろうかと思います。この数字は、

(支出26.3万円 - 収入20.9万円)×12か月×30

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