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エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフⅡでごわす

お節介おばさん(おじさんも)。いるよねぇ。親切なんだかようわからん。やってもらわんでもいいようなこともやってくれちゃったりする。なんなん?あれ。ずーと不思議だった。自分の親もそんなんで、何か無性に腹立った。いいちゅうてんのにやろうとする。親の気持ちが分からんとよくなじられたもんだ。親の親切を無にしおって、と。まあ、親切?にどうしょうもなく腹立っちゃうのはどうしてかなと我ながら不思議大好き。ところが、ここにきて、理由が分かっちゃったりした。同僚にそういう人が現れて、なんだかなと思って、観察してみたところ、あーそうか、マウントとろうとしてるんだってのが見えたんですよ。人に親切にしようとする(望まれているかいないかにかかわらず)、それって、その親切にしてあげてる人より、自分が出来るってことをアピールしたい、それがよーく見えてきちゃったんですな。人にやってあげる、施すってのは、すなわち、その人より上に立ってる、そう自分を位置づけられる。自分の出来る人加減をアピールするには。絶好の方法。いいこと?して、マウントとれる。非難される余地がない(とも言い切れないか)。実に巧妙な戦略。ひるがえって、親のお節介に腹立つってのは、親が相変わらず、こちらに対してマウントとろうとしてくることに、意識せずに反応(反発)してたわけだったんすよ。いつまでたっても、自分の方が優位に立ってるとこちらに認識させたいという「気持ち」の現れだったんすね。そりゃ、腹も立ちますわ。もう大人なんですから、対等にお付き合いしましょうよ。巧妙にマウントとりに来ないでくださいなって話でしたんや。まあ、本当に。人間、いくつになっても、日々いろいろ勉強出来ますわ。ありがたいことです。人生、山あり山あり(谷はなくてもいいかな)。


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