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一歩踏み出さないやつぁ

気がつけば、前がいません、千代大海。有名?な相撲実況、往年の名台詞。怒涛の踏み込みも、ぶちかます相手に変化され、あっという間に土俵下。力士としての生き様をそこに見た思いがする。といっても、別にお相撲の話がしたいわけではない。生き様って何だろうってお話。たとえ変化を食らおうとも、常に前に踏み込んでいくという生き方。いろいろ批判もあろうけれど、そういう生き方は好感を持たれやすい?一方で、逡巡して、いつも踏み込むことを回避する生き方ってのは、また、生き物としては正解なのかもしれないし。未来に漠とした不安を抱くのは、用心深い者が生き残ってきた証ともいう。さてさて、自分はどっちだと思いを巡らす。巡らすまでもなく後者なんだけれど。あの時、一歩踏み出しとけばなあと思うことが、ままある。踏み出さなかったばかりに、あとで後悔の嵐。とはいえ、踏み出さない生き方で、今現在の自分が出来上がっているんだとしたら(まあ、そうなんだが)一概に否定するもんでもないんだろう。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々。人生、そうやって生きるのは楽しいとは思うんだけれどね。石橋を叩いて戻る朴念仁。みつを。な訳はないか。


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