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読了後、なぜか部屋が片付いた本「降伏論『できない自分』を受け入れる」

今回は、高森勇旗さんのご著書「降伏論『できない自分』を受け入れる」について書きます。ビジネス本なのですが、読んだ後「やばい!」と焦り、部屋の片づけをしました。
 
思いがけず部屋がきれいになり嬉しかったのですが、本の内容と、それが部屋の片づけにつながったのかを書きます。

1.内容紹介

★うまくいかない
★結果が出ない
★ついてない
すべてあなたの「決定」の結果である
 
「心が抵抗すること」をやってみよう。
これまでの人生で起こるはずのなかったことが起こりだす。

 著者の中森さんは、元プロ野球選手で今はビジネスコーチをされている方です。この本ではご経験をもとに自分の目標をかなえる方法が書いてあり、本紹介の最後には「希望に満ちた、おもしろい人生を手に入れるために、ぜひこの本を役立ててください。」とあります。目次や詳細はぜひ上記ページをご覧ください。 

2.刺さったのは、「未完了」

この本は、尊敬する楠木建さんがおすすめされていたので、手に取りました。「ふむふむ」と読み進んでいた時に、刺さったのが以下の記述です。

結果を出す上で重要なのは、アプリケーションを動かすためのOSだ。まず自身のOSを、アプリケーションを正常に動かせる状態にアップデートしなければならない。

 時間などの外部要因によって物事が終わることを〝終了〟というのに対し、自らの意志によって区切りをつけることを完了という。〝終了〟の領域に分類されるイベントは、多くの場合「未完了」となり心の中に残り続ける。

未完了は確実にあなたのエネルギーを奪う。

 
成果の出る人と出ない人では、実はスタートラインが大きく違う。未完了の分だけ、スタートラインは自動的に後ろ側に引かれることになる。
 

3.なぜ片づけをしたのか

読了後、「未完了」事項として、前から気になっていた部屋の片付いていない場所が頭から離れませんでした。本には他にも色々と取り入れたいことが書いてあったのですが、「未完了」のインパクトが強かったのです。
 
似た考えとして、「すぐやる」ことや「今でしょ」の大切さはよく強調されています。ただこれらの考えは、「今よりプラスアルファで良くなる」というとらえ方をしていたのですが、この本では「未完了」はすでに今をマイナスにしている、というとらえ方をしています。
 
私はなるべく健やかにストレスなく生きるために、食生活をグルテンフリーに変えたり、毎日1万歩歩いたりしています。そのため「こんなに時間と手間をかけているのに、『未完了』がそれを台無しにしているなんて、嫌だ!」と強く思ったのでした。

4.どこを片付けたのか

お風呂場の前の棚を整理しました。というか、収納ボックスを買いました。ずっと気になっていたのですが、収納ボックスを買う前に物を減らした方が良いし、サイズを測るのも面倒だし・・・と1年以上放置していたのです。 

また水あかがついた洗面器もピカピカにしました。これも1年以上気になっていたのですが、洗っているから汚くはないし、と放っておいたのです。

5.小さな「完了」から気づいたこと

これまで棚を通るたびに、洗面器を見るたびに「ああ、きれいにしないと」と思っていたのが、今は素通りするようになりました。これまでの「未完了」で少しずつエネルギーが消費されたいたことを改めて感じました。

5.おわりに

実は部屋の片づけで未完了が多く、お片付け計画は進行中です。まずは物を徐々に減らすことから始めています。8月中に部屋の未完了をあらかた完了させるつもりです。

戦いはまだ始まったばかり・・・という感じですが、8月には終わらせ、より健やかな生活をおくれるように努力することをここに誓います!
暑いですが・・・ファイト!

6.おまけ:片づけビフォーアフター

ご関心ある方向けに、片づけ前後の棚の写真をのせます。ビフォーが汚くて、お目汚しで恐縮です。

ビフォー:必要なものが詰め込まれています・・・。
アフター:ニトリのボックスに入れただけですが、こんなにピッタリなら早く買えば良かったです。