「尊敬する人は?」の最高の答えはコレ
この記事の趣旨はタイトルの通りです。
結論は、「未来の自分」を尊敬すべき、ということです。
(時間の無い方はここで他の記事へ飛んでください!)
「あなたの尊敬する人は?」
さすがに就職の面接でこの質問をする採用担当者はいないでしょうが、
日常会話レベルや、中学、高校入試あたりならあり得るでしょう。
みなさんはこの質問Iをなんと答えますか?
尊敬する人と聞かれると、スティーブジョブズ・孫正義・イチロー、そんな、偉人達の名前がまず最初に浮かびますよね。私ももちろんそうでした。
ですが、30代に入って、価値観が変わりました。
他人を羨んだり、目指したりしてみても、インスタやTwitterをみんなが使っているこの情報洪水時代で、「すごい!」「かっこいい!」と思える他人は無数に目に入ってきます。
その度に、その「他人」の生きざまの欠片を真似しようとしても、その他人のように「極める」「創る」「達成する」のは不可能です。
その「他人」のようには、あなたは100%なれません。まずはあきらめてください。
これは「夢は叶わない」と言いたいのではありません。
夢は叶います。ですが、他人を尊敬してしまうと、
他人が目指した、他人の「夢」「こうありたいという姿」が、いつの間にか「自分の夢」「自分のなりたい姿」に置き換わってしまいます。
その「偽の夢、姿」を目指すこと自体が完全に無駄だと言っているのです。
断言できます。それらの行動は、あなたらしくありません。
なので、「他人」を尊敬するのは明らかに間違いだといいたいのです。
真に私たちが尊敬「すべき」なのは、常に
「未来の自分」です。
今は存在しませんが、想像はできますよね。
未来の自分は何をしているでしょうか?1年後・5年後・10年後と、具体的にイメージしてみましょう。趣味嗜好、休日の過ごし方、お金の使い方、周囲からの評価、誰にも負けないスキル、家族との関係性、他社への思いやり、、、
あなたがその「未来の自分」を尊敬できるポイントを挙げていきましょう。
そして、その人(自分)を心から尊敬しましょう。
すごい、と。ああいう風になりたい、と。強烈にイメージしましょう。
そして、逆にこうも考えましょう。
「5年前の自分は、今の自分を尊敬できるでしょうか?」
私は、幸運にも、「イエス」と答えられます。
「ノー」なら、最悪です。最悪。今日から考えを改めましょう。
でも、最近少しさぼり気味なので、今から5年後の自分を尊敬できるかどうかは微妙なラインです。なので、もう一度自分に言い聞かせておきたいのです。いいかい、と。(以下、自分への語りかけ)
他人を尊敬するな。
「未来の自分」のみを尊敬しなさい。
でないと、この情報洪水の世界の中で、溺れ死ぬぞ。
他人の人生の影を追い続けて、気づいたら死んでるぞ。
顔をあげろ。目的地点は上ではない。他人の背中でもない。
前だ。常に前。
まずは、昨日の自分が尊敬できる、今日の自分に、今からなってやろうじゃないですか。