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苦手と嫌いと知らないという感覚はすごく似ている

苦手と嫌いと知らないってすごく似ているなって思います。

今からプログラミングを始めたとして、おそらくほとんどの人は最初は苦手だと思ってしまうと思います。それは知らないからで、実は苦手ではなかったみたいなことがありそうだなと思っています。

嫌いでも苦手だなって思ったら知らないだけなんじゃないかとは一度考えるように僕はしています。

例を書いてみる

例えば、料理を作ることを考えてみます。初めての料理では、材料の切り方や調味料の量が分からなかったり、レシピを読むだけで複雑そうだと感じるかもしれません。そんな時、「僕/私は料理は苦手だ」と感じる人は多いと思います。
ですが、実際には「料理をまだ知らない」だけなのかもしれません。
この感覚を「嫌い」につなげてしまうと、「料理は苦手だから嫌い」となり、料理を作る機会を逃してしまうかもしまい、せっかくやってみた料理をやらなくなってしまうかもしれません。
しかし、「苦手」と「知らない」を区別することができれば、その理解が深まり、「嫌い」と思っていたものを楽しめる可能性が充分にあります。

だからこそ、新しいことに挑戦する際には、自分が本当にそのことが「苦手」なのか、それともまだ「知らない」だけなのかを見極めることが大切で
そして、それが「知らない」だけであれば、もう少し時間を作って、試行錯誤したり学んでみたらいいんじゃないかなと思います。

新しい経験は必ずしもスムーズにいくものではありませんが、続けることによって知識と経験の蓄積につながり、知ることに繋がります。

具体的にできるアプローチ


具体的にはどのようにすれば、「苦手」や「嫌い」が「知らない」だけなのかを見極め、それに対処することができるのか。
以下のようなアプローチがあるかと考えています。

  1. 自己反省: まず、自分が何に苦手意識を持っているのか、何を嫌いだと感じているのかを明確にし、それが本当に「苦手」や「嫌い」なのか、それともただ「知らない」からだと感じているのかを自己反省してみる

  2. 情報収集: 「知らない」だけである可能性がある場合、その領域についての情報を集めて、情報を得ることで、その領域に対する理解が深まり、「知らない」から「知る」へと変わり、実は苦手ではなかったことがあるかもしれません

  3. 練習: ある分野について知識を得た後は、実際にそれを体験してみることが大切で、例えばプログラミングならコードを書いたり、新しい言語を学ぶなら会話の練習をするなどです。理解したことを実際に体験することで、苦手意識や嫌悪感が薄れていくこともあると思います

  4. 評価の見直し: 初めて何かに挑戦したとき、うまくいかないことがあってもそれは当然で、その結果を「苦手だ」と判断せずに、あくまで「まだ知らない」と評価することで、自分を責めずに再度挑戦しやすくなりそうです。

以上のアプローチによって、「苦手」や「嫌い」を「知らない」だけであると認識し、それを「知る」ための行動につなげることが可能になります。そしてそれにより、新しい挑戦がより容易になり、一見「苦手」や「嫌い」に見えたものが、実は「知らない」だけだったと気付くことがあるのかなと思いました。

おわりに

そして最後に、この記事を読んでくださった方へ。何か新しいことを始める時、「苦手」、「嫌い」、「知らない」の違いを理解し、それが「知らない」だけであるなら、その事柄について学ぶ挑戦を続けてみるとなにか変わった発見があるかもしれないですね。


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