変化しないビジネスとその強さ

世の中は常に変化とともに進行しています。新たなトレンドが現れ、古いものは徐々に姿を消します。だからこそ、変わらないものを提供するビジネスは一種の強さを持っていると僕は考えています。

たとえば、「アンパンマン」です。このキャラクターは、多くの世代を超えて愛されていて、僕の周りではアンパンマンが好きな期間が存在しない子供はほぼ聞いたことありません。アンパンマンの市場規模は年間1500億円と言われていて、合計4兆5000億円だそうです。
あれだけCMをやっている名探偵コナンが800.4億円なので約2倍となります。
そして、おそらくアンパンマンの売上は10年後も一定あると予想できます。

参考

一方で、現代の著名なYoutuber、ヒカキンの例を挙げると、彼の人気は一時的なものかもしれないと考えています。ヒカキンの動画は今は楽しいと感じる人もいるかもしれませんが、30年後には彼のスタイルが古臭く感じられる可能性もあったり、そもそも誰も見ていない可能性があります。

音楽業界も同様です。現在、YOASOBIの曲が非常に人気がありますが、その人気が10年後まで続くかは定かではありません。しかし、一方で氷川きよしのような歌手はターゲット層が高齢に寄っているため人気が非常に長いです。おそらく10年後も、彼の歌は高齢の方々を中心にカラオケの定番として歌われ続けると予想しています。

これらの例から、変わらないものを提供するビジネスは、時代の変化に左右されずに継続的な価値を提供できるという強さを持っていると言えます。一時的な流行に流されず、時代を超えて愛され続ける商品やサービスを提供することで、ビジネスは長期的な成功を収めることができるなと思った次第です。

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