横浜フィルムスナップ 3rd Roll - Rollei RPX 100
3回に分けて書いてきた横浜スナップもいよいよ最後のフィルム。3本目に使ったのはRolleiのRPX 100というモノクロフィルムです。
画像の一番右に写っているのがRPX 100ですね。
トラディショナルな写りのRollei RPX 100
このRPX 100、Rolleiのフィルムの中ではトラディショナルな写りをするタイプだそうです。いわゆる旧乳剤型。試してみるとその名の通り、ACROSやTri-Xとはまた違った個性がありました。
空の微妙なトーンを出しつつも吊り橋のケーブルまで解像するシャープネス。「粒子はそんなに細かく感じないのにシャープ」というのが不思議です。
上のコンクリートなんて人眼よりも写真の方がグラデーションが豊かな感じ。このあたりもRPX 100の特徴なのかもしれません。
横浜の洋館街を撮る
今回の撮影エリアは横浜の山手西洋館。明治から大正にかけ日本に駐在した外国人の邸宅・領事館等として使われた建築が残ります。
これがどこをどう切り取ってもフォトジェニック。写真愛好家の姿も多く見られました。モノクロフィルムとの相性は言うまでもありませんね。
ISO100のフィルムでも撮れてしまうのは採光の良い造りのおかげですね。あぁ蛇口がレトロで艶っぽい。
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