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仏の笑顔でCQを叫ぶ鬼 #20230115

OMさんとの移動運用で謙信平へ行くの巻

何度か交信したことのあるOMさんであるJE1BQF局からお誘いいただき、初めての共同移動運用?へ行ってきました。現代っ子なのでTwitterメールで連絡を取り合いつつ、運用地は栃木県栃木市にある太平山・謙信平に決定。僕的には初めての太平山。声掛けで何度も交信のある場所ではあるけれども、まさか、ここに来ることになるとはなあという気持ちと「え?ここPOTAスポットじゃん!大ラッキー!」という気持ちを抱いたまま、運用地へと向かったのでした。が。だがしかし。事前に自宅から太平山・謙信平への行き方を検索するとどうも嫌な予感がします。GoogleマップAPPLEのマップも林道表記が非常に微妙。集合場所である駐車場のGoogleマップキャプチャ画像を貰っていたのですが、もう夏真っ盛りの頃に撮られた写真なので上空写真では道が全部木で隠れているという事態。とはいえ、どうにかなるさ、行けばわかるさ!ということで実際、行ってみると、もう大変。ここは絶対、行っちゃダメだろ?という道を通ったりして、右往左往登山下山。シンプルなことをいうとスマホの電波の悪いところのスマホナビは役にたたない!という感じ。「え?ここがゴール?」の連続でした。結局、絶対、こっちじゃないという道からゴール地点に辿り着いたのですが、実際は神社の神主さんに道を尋ねての目的地到着なので、やはり人に道を聞くのが1番!なのでした。バンドマン時代、モンゴルのメタルバンドとの対バンで仲良くなったモンゴル人(モンゴルバンドメンバーのお兄さん)が大阪の寺田町?で営んでいるモンゴル料理屋さんで僕たちのバンドで打ち上げをすることになり、最寄駅で降りた途端、迷子になって、僕は狼狽えていたのですが、うちのメンバーの一人が「お前、日本語喋れるんだろ?ここは日本だから日本語で訊けばいいええやん」とまさにバックパッカーで鍛えた「やったれ」精神でそこらのお店の人に場所を聞いていて「たくましいな〜」と思ったのと一緒。訊けば良いんですよ、訊けば〜!なのです!

太平山・謙信平からの関東平野を望む。こりゃ上杉謙信公も「でかっ!ひろっ!」と驚くわ!

初めての6mでPOTA活成功なるか?

今回の共同移動運用はそもそも、僕がBQF局との交信中に「50MHz難しいっす」と相談したことが端となっています。交信中、アドバイスをいただいたのですがいまいちよく分からないので「とりあえずやってみます!」の精神でその時は終了したのですが、多分、BQF局も「ははん、よく理解してないな?」と判断されたのでしょう。その数日後、6mをメインに移動運用しましょう!とのお誘いがあったのはきっと「6mレッスン」の狙いがあったのだと思います。今回はBQF局のアンテナ等のお借りして、無線機は僕のFT-818NDを使用しての初めての本格的6m運用となったのでした。セッティングは全てBQF局がしてくれまして、僕はただ感嘆してばかりなのでした。

これが6m(50MHz)4エレの八木アンテナ!えぐい!

まず運用前に6mSSBの心得的なご教示をいただく。運用前に直前準備としてビーコンをワッチしておくとかいくつかのエッセンシャル。この段階では100%は理解していないのだけれど、運用をしていくにつれ、その意味がじんわりと浸透してくるのでした!
・JQ1CCT/1(SSB)
・JQ1CCT/1(AM)
・JS1WIM
・JQ1DPP

・JF1IGK←6回目の交信でした!TNK!
・7K1PTO
・JK1BVY/1
・JL1DFZ
・JA1VZV
・JI1MPA
・JA1AZW
・JJ1ILR
・JA1WSE

以上、12局、13QSOFT-818ND(YAESU)にCA-52HB4(コメット)での交信。
・JR1MOF←4回目の交信でした!TNK!
・JJ1EGJ←4回目の交信でした!TNK!
・JI1BMT

以上、430で3QSO。TH-45G(ケンウッド)にPockeTech ANT078
6mと430、合わせて16QSOとなりました!大豊作!無事にPOTA活としても活性化成功!素晴らしい成果!

6mの魅力にノックアウトされること

POTA活での活性化はまあ「おまけ」みたいなもので、やはり、6mを運用してみての430との違いなど、もっといえば6mの精神性に魅了された運用となりました。うん、6mと430は同じアマチュア無線遊びだけれども性格が違うんだなと勉強になりました。詳しく語るほどには6mSSBを理解していないけれども、その表層の一部は感じることができました。僭越ながら一つだけ書き記すことができるとすれば「テンポ」。430との違いはその50MHzという周波数の性格からくるものであるということ。僕の1局とのQSOタイムBQF局のQSOタイムが全く違う。その事実こそがだったりもする。まあ、多くは語りはせんよ、多くは。でも、6mの底なし感は体感できたし、またすぐにでも6mで無線がやりたいと思う。でもそのためには今の僕のアマチュア無線スタイルを一段階、ステップアップする必要はありますねー。率直にいうと430と比べて6mは装備と準備が大変お手軽さとは無縁の装備だからこそこの周波数帯は独特な魅力があるし、そこに到達するためのレベルアップというか。

写真で見るとピクニック風ですけど極寒!これぞ写真マジック!

とりあえず、6mを本格的に始める前に、今の僕の装備で6mを一回運用する必要があるなと思っています。今の装備で足りないものはわかってはいるけれども、現状でどこまでできるかをテストする必要がある。その上でどこまでやるかを見極めたいと思います。
基本的には「誰かが楽しいと思っていることの大概は楽しい」がモットーなので、6mに限らず、2m7MHzFT8CWも絶対に楽しいはず。430から無線を始めた僕には「楽しい」がまだまだたくたん待っています。あとはどれからやるか、そんな感じです。それにしても6mの精神性は痺れるものがありますわい!

とにもかくにもBQF局には感謝の1日

今日は6m運用に関する準備に全くといっていいほど手を出していない僕ですが、それもこれもBQF局がお膳たてしてくれたおかげです。感謝しか、なのです。今日、BQF局教わったエッセンシャルを次のム活で実践してみようと思っています。とりあえず始める心構えの初級は習得した!という感じ。あとは習うより慣れろで行くっきゃナイトですねー。とはいえねえ、今の装備でどこまでやれるか、やれなかった場合のコストを考えると「よし!明日もお仕事、頑張るぞ!」となる僕なのでした。今日はBQF局、ありがとうございました!多分、BQF局の思惑通り、アマチュア無線家一人をその沼の淵に立たせることに成功したことをご報告申し上げます!今日はありがとうございました!

本日のスタメンたち。やっぱ八木は正義だなー!だな、だなー!


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