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50MHz RIOT in Japan #4 240218

#スタートラインの為の。

2月18日日曜日。メンバー局であり、僕ことJK1OXKの6mの師匠であるJE1BQF局と桐生市にある赤城山中腹で待ち合わせ。先週の川口市に続いてのクラブ局運用。
今回の運用のレギュレーションの一つが「雨天即中止」。ノーマルタイヤでどうにか冬を乗り切る群馬県太田市在住の僕には標高600mクラスでも十分に凍結だったり降雪の恐れがあるのでビビリにビビり倒した上で出した条件だった。
当日の天候は曇り。正直、微妙な感じ。暖かい1日になる予報ではあったのだけれども、山の天候はコロコロと変わるので神妙な面持ちで「無線の現場」へと向かったのであった。
今回、そんな不安な状況下の中でも合同移動運用を目論んだのには大きな理由がある。
それは2月9日に購入した「念願のHB9CV」組み立て講座とチューニングをBQF局にお願いしていたからである。
HB9CVである。しかも4エレのHB9CVである。完全に持て余す感しかないHB9CVをとうとう観念して購入したのは、BQF局から強い推薦があったからなのである。
「HB9CVでスタートライン。万全」。こんなことをことあるごとに言われたいた僕なのではあるが、なかなか購入には至らなかったのは、組み立て寸法のデカさ収納時寸法の不便さであった。
僕が初めてHB9CVを観たのはBQF局と初めての合同移動運用の時であった。改めてこの日のnoteを読み返して思うのは「オレ、この時点で、購入する気、全くないな」ということで、ただただ初めての本格的な6m運用に感動しているばかりで、まさか、この畳三畳間クラスのアンテナを自分で組み立て6mポールに上げるとは微塵も思っていない。甘い。甘いな、と思うのである。HB9CVの購入を躊躇する一番の要因というのは、僕が当時430運用のメインで使用していた8エレの八木アンテナ(PockeTech078)の設営の手軽さに比べて、HB9CVの大変さ、大きさ、車の中に入っている姿が、とにかく「引く」レベルであったことが大きい。「分かっている。飛ぶんでしょ?」なのではあるが、これを毎回設営して片付けて撤収するのは正直、大変。そんな気持ちもあって、6mはお手軽移動運用にもってこいかつ良く飛ぶシングルデルタループでコツコツとQSOを稼いでいたのではある。が。がしかし。

職場の友人にこの写真を見せても「引く」大きさ。業。無線家の業。

今年に入ってから、数回。僕の #POTA活 ついでにBQF局とEB兼食事会をする機会が2回ほどあったのだけれども、そのタイミングで毎回、BQF局に「そろそろHB9CVを買わなきゃね」とか「6mマンを名乗るならHB9CVを買わなきゃ名乗る資格はないよ」とか「標高の高いところでなら1エレデルタで十分だけど、平地の公園でPOTAで6mやるなら必須でしょ!」やら「分かってる。(本当はHB9CV)欲しいんでしょ?」と、ノイローゼになるぐらいに推薦されて「あー!もういい!買う!買えばいいんでしょ!」発作的に購入したのでした。
とはいえ、買いたくなかったら買わないので、欲しいは欲しいだったのですが、それでも、この大きさはやはり引く。多分、6mマンさんからしたら「おめでとうございます!」なんだと思うのだけれども、僕的には「ああ、ついに、ここにまで手を出してしまった!(ニッコリ)」なのでした。

HB9CVと3エレのデルタループ。こうしてみると共にデカい!Σ(゚д゚lll)

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補足:このHB9CVの引く感じ。この感覚というのはやはり大事にしないといけないなあと思っていて、できることならば1エレのデルタループで十分、3エレのデルタループで優勝!ぐらいの身軽さで楽しむぐらいの世界観が6m界隈にはあってはいいと思う。BQF局のいうとおり山とか標高の高いグッドロケーションでの運用をメインにするなら十分なアウトドアな楽しみ方を僕は推していきたいとは思っている。思っては、いる。
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#50MHzと430MHzのデュアル運用

今回、僕がHB9CVを購入したのは車で10分の距離にある地元の無線機屋さんである「トヨムラ無線」さん。トヨムラさんで購入して車に入れたままの梱包スタイルで現着。前日からのBQF局のX(旧姓・ツイッター)をチェックしていると、どうやら前のりしているらしく、こりゃあ、早く行って暖かい珈琲でも飲ませないと凍え死んでしまうかも?と集合時間の1時間前に着くも姿はなし。結局、近場で車中泊したらしい。BQF局曰く「こんなとこで寝たら怖すぎる!」とのこと。たしかに。
本日の運用はJS1YNX(六米突電波倶楽部)での運用。つまりクラブ局での運用なので極力QSO数は稼ぎたい。なので、とりあえずアンテナチューンは後にして教わりながら先に組み立てていく。何度かBQF局との合同移動運用で組み立て方を見ていたのはあるが、こんな感じだったんだー!と感心すると同時に「初めての組み立てで一人だったら絶対に無理だな」とも思う。そこまで複雑ではないけれども、デルタループに比べたら雲泥の差。鼻歌混じりで15分で組み立てられるようにならないとダメだなー!

6mHighにする直前。今後、一人でできるようになるか不安しかない。

JS1YNX/1 合同移動運用(6mdc/jam)
群馬県桐生市赤城山中腹

◾️JE1BQF◾️
50MHz:9QSO(午後)
430MHz:40QSO(午前)
◾️JK1OXK◾️
50MHz:46QSO(午前)
430MHz:6QSO(午後)
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50MHz:55QSO
430MHz:46QSO
合計:101QSO

以上、合計101QSOでフィニッシュ。6mは結構飛んだけれども、430はイマイチ振るわずという印象。午後からHB9CVと3eleデルタループでの伝搬実験を行うも、このロケーションに関してはややHB9CVが有利かな?という結果に。大田区のビーコンを受信している限りSメーターに変化はないけれども受信音量には多少の差が出る感じ。QSO中に関しても同じようなことが言えて、多少、音量が上がる、音質がクリアになるかな?という。とはいえ、ポイントはどれだけ飛ぶか?だと思うし、そのために買ったのではあるが、その検証は出来ずじまい。個人的に実験するのであれば3eleデルタループを購入する必要があるのだけれども、とりあえずはいっか!というレベルの話なので、いずれ、どこかで、なのである。

運用期日:2024年02月18日
運用場所:群馬県桐生市
運用諸元:50MHz帯・430MHz帯
使用設備:FT-891M+HB9CV(4ele)+6mh・FTM-6000+15eleYAGI+5mh
交 信 数:101


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