2022年5月半ばに自問自答ファッション講座を受講して1年が経った。この1年を振り返ってみる。

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○コンセプト
講座受講時に決まったコンセプトは『自分ラボの研究者』で、その7か月後に参加した自問自答ファッション教室を経て、現在のシン・コンセプトは『マイペースな自在図書館主』である。…内向きって即バレ☆というのはさておき、コンセプトの字面は変わったものの、そこに含まれる大切にしたいキーワードやあきやさんが纏めてくださった「なりたい」像は殆ど同じだったりする。今回、自問自答ガールズに足を踏み入れた際のnoteを読み返したらやっぱり似たようなことを書いていたので、アウトプットの重要性を実感。
 
○洋服
1シーズン3セットの服で過ごすことに何の躊躇いもなくなったのが1番の変化かもしれない。他人の視線や評価を気にしがちだけど、（「また同じ服着てる～」って思われるだろうな…）といったことを考えなくなった。これは案外子供たちの影響もあると思う。お気に入りの服を乾いたら着るの繰り返しで、着回しとか週3同じ服で登校するとか全然気にしてないのだ。「だってこれキラキラが可愛くて好きなんだもん」「これミッキーと乗り物描いてあって最高なんだもん」という感じ。
ただ「この服の方が ”お洒落に見える” んじゃないか」といった見方をしてしまうことが結構ある。これについて受講時にあきやさんに相談し「その視点は悪いものではない。旬やトレンドも ”お洒落” には大事なことです」（意訳）のように言って頂きホッとした一方、コンセプトは度外視しているし、結局のところ「自分が心から気に入った服でないと心地が良くない」と分かったので、糖衣の濃度も含めて、コンセプトに合って心落ち着く服だけを選びたい。あと私の場合「気持ちが上がるより落ちない服の方が重要」というのも分かった。鏡の中の自分にがっかりしないのが大事。
 
○靴
2022年の11月にMy YAZAWA靴を買った。実際まだ10回も履いてないんだけど、「この靴があればどこへでも行ける」という絶対的安心感がすごい。オカピが家にいるようなものだからな（？？）
靴は現状でほぼ満足しているけれど、雨天時の靴が1足もなくて困っているのでじっくり探す予定。
 
○バッグ
手持ちのバッグはどれも気に入っている。でも「演歌バッグと呼べるほどではないなあ」「演歌歌う機会も今はないなあ」と思っていたところに、ガールズが「自己紹介バッグ＝演歌バッグではないんだよね」的なことを仰ってて、たしかに！と目から鱗。相変わらずの早とちりで「バッグ=自己紹介＆演歌バッグでなければならない」と勝手に思い込んでいた(汗)。
私のバッグは皆可愛いけれど、今はどうしても機能性を重視しがちなので、リュック卒業の頃にひとつThis is meなバッグを迎えたいなあと思っている。
 
○アクセサリー
イヤカフデビュー！色のあるピアスも！これは片耳に小ぶりなシルバーかパールピアスが定番だった私にとって革命に近くて、ある意味アイデンティティの崩壊！世界の広がりを感じている。もっともっと広げたい。
そして次は、「最高の眼鏡が欲しいです……」（みっちゃん！）
 
○ヘアメイク
仕事上の制限があるもののそれは言い訳の一つに過ぎず、そもそも容姿に酷いコンプレックスがあって、ヘアメイクを放棄していた。でも、やっぱりちょっと頑張りたいなと思って、すやりさんのヘアケアのnoteを読んで、かいまりさんの個人レッスンを受けて、ムーンプランナー×かいまりさんのインスタライブを見て、netuiiさんのカラー診断を受けて、、「なりたい・似合う・好き」を意識しながら少しずつ練習中。
 
○本や講演会など
確か講座受講の少し前に本の出版のお知らせがあって（違ったらスミマセン）、受講時に「どちらの出版社さんですか？」「幻冬舎さんです」「ぽいです！」「そう思います！」と実はやり取りした(笑)。
本は勿論、出版お祝いインスタライブ、幻冬舎大学講演会、ムーンプランナー×自問自答等々、どれもこれも力強いメッセージとして受け取っている。そしてそのメモを読み返したり思い出したりして、さらに穴が深くなったり広がったりする。（ちなみに、「あ～！そういうことか～」と腑に落ちるのは大体入浴中である。あれ何でだろう）
 
○ガールズとの交流
「外に出たときは一緒に楽しく、穴掘りのときはひとりで楽しく」というスタンス（だと思っている）の皆様のtweetやnote、ブログ等での交流に励まされる日々。ガンジス川の川べりでいつも感謝しています。
そして、自分ひとりのお出かけさえその日が近付くと億劫になる程の私が、自意識過剰すぎて人と会うのに怖気づく私が、一緒に試着旅したり、催事や診断でお声がけさせて頂いたりしていることに自分が一番びっくりしている。これからもよろしくお願いします。
 
○自分自身との対話
産後の自分の見た目に絶望して入ったイメコンの世界で、まさかこんなに自分について考えることになるとは。抱えてきた想い、コンプレックス、言いたかったこと、やりたかったこと、なりたい自分、好きなもの・こと、大事なもの…自答に辿り着くことはおろか自問すらできていないことも多いし、ファッションで自分を表現できるようになるまでまだまだかかりそうだけれど、それでも「自分のことを大切にしてもいい」と考えられるようになっただけで大進歩だと思う。
 
○これから
PCを閉じるときにニヤリと笑っていたイヌ（とあきやさん）に魔法をかけられて、あっという間の1年だった。「制服化や理想のクローゼット完成にはおおよそ2～3年かかる」というのは本当なんですね！以前の私だったら、「早く制服化しなきゃ！」とか「演歌バッグ買わなきゃ！」とかなっていたはずだけど、今は焦る気持ちは全くなくて、むしろワクワクしている。『なりたい・似合う・好き』も『コンセプトチェッカー』もアップデートしたいし、見たいものも会いたい人も沢山いる。コンセプトの人は何を着てどう振舞うか…楽しく自問自答しながら、少しずつ「私らしさ」を作っていけたらいいなと思う。