4/文月/18

店員さんって素晴らしいなと思ったお話。

日傘を買った日のことです。
仕事中に、理不尽な思いをすることは、その数の大小こそあれ、あることです。そして色々なことを飲み込んで、仕方ないことですよねと心の中で頷いても、もやもやは晴れない、そんな状態で日傘を買いに行きました。
本当は、晴れ晴れしい気持ちでお買い物したいところですが、日差しも強くなってきたし、そんなタイミングを待っていられず。
はじめて向かう都内のnugooさん。
以前nugooの日傘を購入した際は、取扱店で購入しましたが、意外に行ける場所に直営店があったので訪れてみました。
柄はほぼ決めてはいたものの、全ての柄が揃っていたので、他のもチェック。もやもやは継続中。どの鏡使っていいのかな、すらも少し不満気な気持ちを込めて思ってしまったり、と余裕の微塵もない状態だったのですが、店員さんが終始暖かく、優しく、朗らか。明らかに持ち上げられているなというような接客は苦手ですが、そんなことはかけらもなく。
そのように接していただくと、あっけなく心は解きほぐされてゆくもので、お会計のころには、すっかり気分よく、やわらかな心になってお話することが出来ました。
急いでいたこともあり、滞在時間は短いものでしたが、わずかな間にこんなに気持ちを変えることが出来るなんて、本当に接客のプロでいらっしゃると、尊敬しました。もちろん、人と人なので相性もあると思うし、100人全員に同じことが出来る、という訳ではないと思っています。でも、私の心が少し生き返ったのは、彼女が気持ちのよい健やかさを持っていたから、だろうなと思います。
そのあと、いつものヘアサロンに行き、さらに心の充電をさせてもらって、すっかり生き返りました。
お仕事でなくても、がちがちになったひとの心をほんの少し緩められることが、いつかどこかのタイミングで出来ればいいなと思うし、自らもがちがちの心になる前に、自らに何か手当ができれば良いと思います。素敵な接客をしていただくと、心が改まりますね。ほんとに。

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