お金は人生の様々な選択肢を増やしてくれ
可能性を広げてくれるものです。

生きていくうえでとても大切なものだし
「お金がすべてではない」
「お金なんていらない」
なんてキレイごとを並べるつもりもありません。

だからこそ
良くも悪くもお金には恐ろしいほどの力を秘めていることを
忘れないようにしたいものです。

だからお金のことを何も知らずにお金を得てしまうと
その力に支配されてしまい人格や人生が崩壊してしまいます。

宝くじの高額当選の7～8割の人が自己破産してしまうのは有名なお話し。

そうなってしまう大半の人が
お金を価格でしか見ていないからではないでしょうか。


例えば
お金を沢山持っている人が偉いとか
お金を沢山もらえるお仕事の方が偉いとか
値段の高いものの方が良いとか
値段だけがその人の価値基準になってしまっていないかということです。

値段だけで物の価値を判断してしまうと
お金に振り回された人生になってしまいます。

なぜなら
値段だけを見てお金を追いかけてしまうと
どこまでも際限なく追いかけてしまうからです。
ゴールのないマラソンを走っているようになり
どこで豊かさや幸せを求めているか分からなくなってきます。

1億稼いだら2億欲しくなるし
10億、100億って際限なく欲しがります。

そうなってみないとわかんねーじゃん。
って思うかもしれませんが
1000円でも同じです。
1000円の欲しいものを手に入れれば
次の2000円のものが欲しくなるのと同じ。
どんどん際限なく欲は溢れ出てくるものです。

お金を求める本来の意味は、人生を豊かにさせるものです。

だけどその豊かさの基準はお金とは違う基準を設けておかないと
大変なことになってしまいます。

なぜなら人間の限りない欲望は
どこまでも満足することなく求めてしまうようにできているそうです。
そういう脳の仕組みですから仕方ないのです。

だからこそ
幸せの基準は、お金ではなく豊かさを基準にして
あくまでもお金はその選択肢であるという価値にしておかないと
お金の魔力に憑りつかれてしまいます。

幸せの基準はお金の量ではなく使い方で決まりますから。