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寄付文化を根付かせるには、逃げ道を探しているお金を利用すればいい。

寄付を根付かせるには
持続的なムーブメントを作ることが大事です。

寄付をしようと思った側から見た
寄付をしたいと思う団体とはどんな団体なのでしょうか?

その理由には大きく以下のようなものがあります。

1、支援理念が明確
2、使途が明確
3、領収書を発行する
4、情報をすべてクリアに公開していること
5、胡散臭くないこと

だそうですが
たったこれだけの条件でも
すべて満たしている団体を見つけることが難しいのが現状です。

寄付をされる側の体制も変えていかないと
寄付文化を根付かせるのは難しいと言えます。

ほんのちょっと前ですが籠池発言の「安倍総理の寄付金」問題。
お金の流ればかり取沙汰されていましたが
ほとんどの人が寄付した後の「成果」には関心がありません。

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自分の寄付が何に使われたのか
どんな社会変化に貢献したのか。
など
「寄付の成果」にはほとんど関心を持っていない国民性って
ちょっと問題だと思います。
(だから不正も容易にやり放題になっちゃうのでは?)


だからといって
寄付される側も指をくわえて待っているだけというのも
如何なものかと思います。

「あなたの寄付のおかげで○○が実現しました」という報告をしたりして
感謝や達成感をアウトプットすることも必要だと思います。

寄付による達成感や成功体験を感じられることなんて稀ですし
寄付した人がもっと達成感を感じられる仕組みはとても大事です。
実際、ボクは寄付を継続的に続けてはいますが達成感を感じたことはありません。

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あとは税制度
昔に比べかなり優遇されるようになってきましたけど
それでもまだややこしい。

随分分かりやすくなったとはいえ
一般レベルまで落とし込めていないってことは
まだまだ分かりにくい、ややこしいってことです。


今なら「ふるさと納税」の方が控除される金額の比率も高いですし
節税目的としても寄付はあまり効果的ではないと言えます。

単純にボクが知らないだけで本当は効果的な手法があるのかも知れませんが
だとするならそれがメジャーでないことの方が問題でもあります。
せっかくの節税制度がありながら
それを利用できない、させない環境は非常にもったいないです。

確定申告に際しては、
必要書類を記入したり領収書を揃えたりなどの手間も発生します。
手間の割に節税効果が見合わないのかもしれません。

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この節税効果というところがポイントで
節税を意識する人の多くはお金に詳しく
お金と真摯に向き合っている人たちです。

そして何よりお金の出口を常に探している人たちです。

そんな逃げ道を探しているお金に道を敷いて
そこに寄付のお金を流せばいいのでは?と思うのです。

単純に税金で取られるくらいなら寄付に回せるとかして
脱税を防げばいい。

脱税されてお金がどこかに消えるよりよくないですか。

ある意味、お金持ちとは
儲けることより節税することばかり考えています。
ずっと税金のこと考えてますよ。

そんな毎日お金の事を考えている人達に道を敷いてあげれば
大量のお金が流れてくると思うんですけど…。

脱税している人も
コソコソ脱税して胸のモヤモヤを抱えているより
胸を張って
社会貢献してるぜ!っていう
寄付の心に変わればお金も心も嬉しくなりませんか。

脱税を考えるムダな時間も労力もなくなるし
いいことばかりの気がする。

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税金って国民からむしり取ることばかり考えてますけど
税金で取れなくても間接的に社会にお金が落ちれば
経済が循環し最終的には税収も上がるわけですから
お金の流れる道を考えることも税収を上げることと同義語です。

これから副業時代が到来し個人でも確定申告する人が急増します。
きっと今まで以上に脱税する人が増えますよ。

政治家のみなさん。
お金の流れが変わる今こそ寄付を考えるときなんじゃないですかね。


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。