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映画「THE FIRST SLAM DUNK」について

覚書つらつら

・オープニングが既にすごい。ちょっとだけHiGH&LOW感がある笑 それぞれの顔の角度がもう最高。リョータはチビなのに見下ろしてるし流川は睨め付けてるし。
・花道お前そこでボール貰ってもなんもできないだろう!笑(どこでも取り敢えずボールを呼ぶという、ど素人感が丸出しですごくよかった)
・ミキオがファウルした後、お兄ちゃんに教わってるのが見える。山王バスケは次の代も繋がっていくのだなあ。
・赤木vs河田も見応えありすぎる。パワー勝負かっこいい!!
・後半開始の山王猛攻&突き放し、何かで見たことある?と思ったら、2018WCの桜丘-福岡第一だった。いくつかあるんですが、生観戦で、かつ1番新しい記憶がそれな気がします。怖い怖い。
・流川が異常に不気味でめちゃくちゃ頼もしい。バスケマシーン。バスケマシーンなので、最後は花道が何を言っていようがいまいが、声が聞こえようが何だろうが、パスを出した。映像で見ると分かる、あの手に飛び込んでくるエキストラパス。ありゃ入るわ。
・ミッチーみたいな人ももちろん見たことある。脚が攣ろうがバテバテだろうが、40分出てひたすらにスリーを決めていた。
・17年間全てをバスケに注いでいなくても、王者には勝てるし、アメリカに行けるという可能性。真摯に向き合えばバスケットは自由だ。
・リョータ視点が強いからか、沢北のエリート感が増し増しな感じ。
・でも26年前にはこのエンディングは破天荒すぎて描けなかったと思う。スラムダンク奨学金があって、並里成が生まれて富樫勇樹が出て、河村勇輝が出てくる今だからこそのスラムダンクじゃないかと。

・あの状態の母親はどう頑張っても1人で理解や歩み寄りはむりむり。アンナちゃんを介して会話している誕生日、切なすぎた。
・リョータが優しい子なのが伝わって来すぎて余計に切ない。不良にドン引きしたり、手の震えが止められないから「俺でゴメン」が出てくる。次男に、長男と父親を背負わせないでやって。でもお母さんも何を求めてるのか分からないんだよね。求めてるのかどうかさえも。最後真っ直ぐ向き合って触れてもらえて良かった良かった。

・スタートの応援風景が懐かしすぎて。まさに強豪校のあのまんま。
・試合は全体的に全部泣く。DFのフロアタッチ好きだなあ。
・深津がもの凄く上手い選手というのがひしひし伝わってくる。アンスポがまったく選手としてのレベルを損なわない。リョータ視点が多いから余計になのかしら。プレッシャーがやばすぎる。点が欲しい時、そりゃあのポストプレイを選択するわ。
・色々とばっさりいった中で、残った部分が伝えてくるものの大きさときたら。
・ラスト1/2からはもう何も言うまい……。

え、これもしかしてこんなに楽しいの私だけかもよ?!大丈夫……?と馬鹿なことを思っていたら、一緒に見た人々も話をした人も他にもたくさんみんなみんな楽しんでいた。大馬鹿でした。最高でした。


****追記

2度目に一緒に行った夫(スラムダンクは一度通して読んだきり・B.LEAGUEを観戦する人)(1度目は妹と行った)が、「もう一回観たくなってきた」とおもむろに言い出したため、当日夜の回で私は3度目を観てきました。IMAX2列目という、映画ならではのどでかい環境にチャレンジ。

・さすがにそんなに泣き崩れはしないだろうと思ったら、「ボールよ吸いつけ」で涙腺崩壊。自分の弱いポイントが明らかになった。
・木暮先輩含むベンチメンバーが良すぎる……。「頑張れ、赤木」も「湘北に入って良かった……」も涙腺を壊しにかかってくる。
・ミッチーの4点プレイの後、深津がハドルを呼んで「今のは忘れろ、これが入ってもまだ一点差だ」的な話をするのが、もう。さすが深津と言わざるを得ない。
・夫的には「ここは君の舞台です」「君が追い上げの切り札になる」など、安西先生周りが響いた様子。
・漫画でもあったけど、堂本監督が最後タイムアウトを指示して、交代に向かう木暮先輩を見て取りやめるシーン。あれ、動きで見ると、思わず動いたという感じで「ああ、堂本監督は湘北に点数を決められる可能性も考えてたんだわ」「そしてそれを敢えて取りやめるくらい自分のところの選手を信じてたんだな」というのが分かる。すっとくる。
・花道が怪我で引っ込んだ時、湘北のサイズが下がるから、マッチアップが河田-三井になるのが可哀想すぎる……笑

#SLAMDUNK  #映画スラムダンク

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