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【日記】新刊本が到着!からのモヤモヤ体調とか学芸会とか…の一週間。

11月27日。月曜日。

昨日の夜の喉の不穏な感じが朝起きたらいよいよしっかりと”喉の痛み”に変わっていて、風邪を引いてしまったらしいと落ち込む。やっと二週間ほど前に前回の風邪が治ったばかりなのに。しかし先週からずっと鼻水と咳がグズグズしている子どもたちと過ごしているのだから、それはうつってしうよなぁと残念な気持ち。

朝、とりあえずいつも通り子どもたちの朝ご飯を用意して学校へと送り出して、一通り家のことを済ませる。朝食にパンを食べたかったのに今朝次男がパンを希望したので最後の一枚をあげてしまって、若干残念。他のものを食べる気が起きずとりあえず温かいミルクティを入れて、読みかけの本を読む。

お昼頃、気を取り直してパスタでも作ろうかと思って在宅勤務の夫に声をかけると、仕事の合間に気分転換したいからと夫がパスタを作ってくれることになった。ピーマンとツナの和風パスタ。とても美味しかった。

午後、私が製作した本のオンラインショップがオープンしたということをインスタの投稿にアップしていなかったと気づき、文章を考えて、画像も作って夕方頃投稿。

学校から帰宅した長男の咳が増えている気がして不穏。


11月28日。火曜日。

朝方長男の咳が悪化していて、激しい咳が聞こえて目覚める。私自身も昨日より喉の痛みと鼻詰まりがひどくなった感覚。なんとも不穏な一日のスタート。

長男はいざ起きて鼻をかんでみると鼻水も黄色いという。しかも今朝は次男も少し咳が気になって、同じく鼻水は黄色い。長男の突然の体調悪化と、次男の先週からずっと長引いている鼻風邪を見てきて、ここらで一度まとめて小児科に診てもらおうかと、本人たちにも意思を確認し二人とも学校をお休みすることに。学校のアプリで欠席連絡を入れて、そのまま小児科のアプリで受診予約をする。なんでもアプリで済んでしまうのは便利でありがたい。

予約はできたものの順番は25番目。受診はお昼近くになった。馴染みの小児科まで徒歩10分、家族三人でのそのそ歩く。私もまったく本調子ではないので、こういうときに子どもを連れての通院はなかなかしんどい。長男は少し喘息の気もあるから吸入してもらいいつも通りの薬をもらった。次男は喘息症状はまったくないけど、鼻が蓄膿症気味になっているかもしれないからと抗生剤を出される。とりあえず必要な処置と薬を施してもらえてなんとなく安心。薬局で薬をもらい帰宅。

帰宅したらだいぶ疲れてしまって、お昼ご飯は簡単に蕎麦を茹でて子どもたちに出した。子どもたちが学校を休むと何が大変って、用意するご飯が増えることだ。しかも自分も体調いまいちな今日はますますしんどい。子どもたちのご飯を用意したあと、やっと一息つけた。この時点でだいぶ疲れていて、不意に今日の夕方から開催されるK-POPの音楽祭典のオンライン視聴を申し込んだ。東京ドームで開催されるMAMAという祭典。二日間の開催で今日は私の推しグループが参加する日。どうせあとからYouTubeでパフォーマンス動画は上がるから、有料でリアルタイム視聴まで申し込まなくてもいいかなと迷っていたのだけど、今日は朝からしんどい中頑張ったんだから、オンライン視聴の500円くらいいいだろうとスマホでポチッと申し込んだ。

夕方、夕飯の準備をしながらスマホでMAMAのレッドカーペットの映像を見る。今年の推したちのレッドカーペットは全員オールブラックのPRADAで決めていてめちゃくちゃかっこいい。五分ほどの登場だけれど見て元気が出る。その後子どもたちに夕飯を出して、夜はMAMAの授賞式とパフォーマンスを視聴。番組の中盤で、無事推しグループも賞を受賞していて、めちゃくちゃ嬉しいし安心した。推しグループはデビュー以来毎年賞を受賞してきたのだけど、今年はもしかしたら受賞が危ういのではないかというところで、せめてファン投票の賞だけはなんとか獲って欲しいと、ここ何週間は私も毎日頑張ってスマホから投票をしていた。世界中のファンの投票で賞を贈れたなんて感動的じゃないか。推したちの受賞スピーチを聞けてジーンとする。その後披露されたパフォーマンスもめちゃくちゃかっこよかった。推しメンバーも活躍していてとても嬉しい。やっぱりリアルタイム視聴申し込んでよかった。


11月29日。水曜日。

長男、昨日に引き続きまだ咳が残っていてしんどそうだったので、次男だけ学校へ送り出し、長男は今日も学校をお休み。私もますます鼻と喉の症状が悪化して咳まで出てきたので、今日こそは病院に行こうと、ちょうど在宅勤務だった夫に長男を任せ、自転車で耳鼻科へ。

実は二週間ほど前にも耳鼻科を受診した際に、「頻繁に蓄膿症の症状が出てくるようだったら、紹介状を書きますので一度検査しましょう」と言われていてビビっていた。そして結局前回の受診で薬をもらって一度症状は治まったのに、今回二週間ほどで再び鼻の様子がおかしくなって、これは今日こそ検査を言い渡されるのではないかととても憂鬱な受診だった。でもいざ受診してみたら、今回は主に喉の症状がメインで鼻は特に炎症は起きていないとのことで、思わずホッとする。私の素人判断は当てにならないらしい。今回は主に喉の症状に合わせての薬を処方してもらい、とりあえず無事帰宅。

午後、12月10日開催の「日記祭」での新刊委託販売について、noteとインスタでお知らせ投稿をした。新刊の実物はまだ印刷所から届いていないので、書影は公開せず、ひとまずイベント参加のお知らせだけ。「日記祭」の主宰の日記屋月日さんのアカウントでもイベントの詳細が公開されていて、その中の「委託販売者」の欄にしっかりと「涼元風花」と自分の名前が記載されていることが、なんだか不思議だし、とても嬉しい。

夜、推しグループのデビュー三周年を記念した特別コンテンツがYoutubeにアップされたのを視聴。どんな内容かは事前に明かされず楽しみにしていたのだけど、いざ見てみたら過去の楽曲をメンバーみんなで被せなしの生歌披露という企画でめちゃくちゃよかった。ダンスが上手いことで評価が高いグループだけど、本当に歌も上手いなぁ(上手くなったなぁ)と感動しながら視聴するオタク(私)。


11月30日。木曜日。

長男の咳はだいぶ減ってきたけど、朝はまだ微妙に微熱が残る感じもあり、大事をとって学校はお休み。

一方、朝起きたらオンラインショップで私の本が購入されたとのメール通知が来ていてめちゃくちゃ嬉しい!しかも二冊セット購入だった。
ありがたい。大切に発送しよう。

次男を学校に送り出してから簡単に掃除洗濯を済ませる。私もまだ咳は残っているので、朝から親子揃って大人しく過ごす。

癒しが欲しくて、朝ご飯にフレンチトーストを作って食べた。柔らかくて甘いフレンチトーストを食べると、心身ともに緩む感覚がある。そういえばちょうど昨日、文学フリマで私の製作本『フレンチトーストに包まれながら』を読んでくださった方がインスタで感想投稿を上げてくださり、その感想がまさに自分があの本の中に含んだニュアンスと呼応しているような表現があって、読者の方と何かを共有できたような感覚が嬉しかった。

咳がひどいと何か作業をするにもいまいち集中できないし体がしんどくて、日中はひたすら静かに読書。昨日から読みはじめた古内一絵さんの「百年の子」が面白くて、続きが気になって一気に読み進めた。出版社・小学館の創立100周年を記念して書かれたこの作品。学年誌の誕生から現在に至るまでの過程をベースに描かれた物語。ところどころにグッとくるシーンがあってティッシュ片手に号泣。長男はたまたま別室にいたのでよかった。というか長男が同じ部屋にいたらそこまで号泣できなかっただろうな。最後まで読み終わり、とても良い読後感に満足だった。

夜、体調が悪いから早く寝たほうがいいのに、今日は推しグループのデビュー3周年当日ということで夜にライブ配信があり、さらにそのあと一つ新しいコンテンツもアップされ、結局つい夜更かししてそれらを見てしまう。気持ちが幸せだからいいんだもん…!


12月1日。金曜日。

朝起きたて熱を計ってみた長男。体温は完全に熱があるとは言い切れないけど微妙に平熱よりは高めな感じで、咳も微妙に残っている。学校に行かせるかどうか、非常に迷う。というのも、実は今週は小学校で学芸会が催されることになっていて、今日金曜日は全校生徒が生徒同士で劇を披露しあう日、翌日土曜日は劇を保護者に披露する日となっていた。

ここ数週間頑張って練習してきたというので、今週に入ってしばらく体調を崩している長男もなんとか学芸会本番までには良くなれますようにと願いながらここ数日見守ってきた。が、しかし、この状況では今日も登校も厳しいのではないか。しかも今日は全校生徒が互いの劇を鑑賞するためにほぼ一日中体育館で過ごすことになり、この季節の体育館は結構冷えるからよく着込んでくるようにと学校から連絡があったほどだ。仮に登校したとしても病み上がりの長男に一日寒い体育館で過ごさせるというのはいかがなものかと思ってしまう。結局長男とも話し合い、今日は残念だけど最後に大事をとって休み、明日の保護者向けの本番には出れるようにしよう、という方向でまとまった。

今日は午前中に先週印刷所に依頼した私の製作本『こぼれ落ちてしまう前に』の現物が届く予定だった。なんとなくそわそわしながらnoteを書いたり、チラッと読書してみるもイマイチ集中できない。11時半頃になって、ギリギリ「午前」の枠の時間帯に無事印刷所からの宅急便が届く。荷物を受け取り、恐る恐る梱包を解いていく。実は今回の製作本は事前の試し刷りは行わず、入稿発注ともに一発本番で依頼したので、このときが出来上がった本を初めて見る機会だった。もし万が一何か不具合があったり、想定とは違う出来上がりになっていたらどうしようと恐る恐る箱を開けると…

まずは表紙のデザインが目に入る。一目でタイトルと著者名は問題なく印刷されていることを確認してホッとする。よかった!まずここに問題があると、本として成り立たない。続いてデザイン全体を見ると、イラストは理想通りの印刷具合!よかった!正直表紙全体の少しグラデーションのある色合いはもう少し濃い色彩で仕上がることを予想していたのだけど、予想よりもだいぶ薄くて一瞬ドキッとする。でも自分が求めていた柔らかくて優しい雰囲気はしっかり出ていて、このくらいの色合いもいいねぇ、と結局は問題なかった。よかった。とにかく表紙はやっぱり本の顔だから、そこに万が一ちょっとでも問題があったら…もう想像するだけで震える。

続いて本の中身もなんとなくパラパラ確認。今回は以前同じ文庫サイズで本を製作したときよりも少し薄めの紙に変えてみたのだけど、これがこの本にとっては理想の質感に仕上がっていて、紙を変えてみてよかったと思えて嬉しかった。よしよし、無事自分が想定した本としてちゃんと出来上がっているぞ、と一安心。

そうとなったら、早速この本を日記祭に向けてイベント主催の日記屋月日さんに送らなければいけない。以前メールで指示をいただいていた通り、委託販売する本すべてに価格シールを貼りつけたり、その他重要事項を明記したメモを同封したりと梱包作業をする。慣れない作業だから、万が一間違いがあってはいけないとかなり慎重に確認しながら作業を進めた。準備が終わったら、夕方近所のコンビニから荷物を発送した。

無事発送完了したところで、一気に緊張が解ける。今回は委託販売でのイベント参加なので、本を無事製作してそれを販売元へしっかり届けるところまでが私の主な仕事だ。もちろんイベント当日まで自分の本や販売をしてくださるブースへ思いは馳せているけれど、一応自分の直接的な作業としては、これで終わった。先月の文学フリマ出店の際は、本の製作からイベント当日の現地でのブース販売まで、最初から最後までガッツリ自分が関わったけれど、委託販売となると一度商品を発送してしまったら直接的に自分がやることはもうないというのがまた新しい体験で少し不思議だ。自分が本を製作して、様々な形での販売を試みてみることで毎回新しい体験があって興味深い。

日記祭への作業がもろもろ終わったら、今度は先日オンラインショップでご注文いただいた私の製作本の発送作業をする。本をきれいな透明の袋に入れて、メッセージカードを書いて、名刺も添えて丁寧に梱包。本当にありがたく愛おしく感じる時間。夜、家の近くのポストへ無事投函。


12月 2日。土曜日。

今日は子どもたちの学芸会本番(保護者披露)の日。長男もやっと平熱に落ち着き、咳も落ち着いた様子。やっと登校できる。ずっと練習してきた劇の本番にもなんとか出れそうでよかった。学芸会は午前からはじまり、お昼(子どもたちは学校で給食)を挟んで、午後まで開催されるとのこと。劇は学年ごとの演目で、我が家の子どもたちの出番は、次男が午前のトップバッター、長男が午後のトップバッターとなっていた。

今日の生徒たちは、自分の学年の出番のときだけ体育館で劇に出演し、それ以外の時間は給食を挟んで普通に五時間目まで授業があるという。保護者に劇を見せるためだけに土曜日まで登校させられて、それ以外の時間は土曜日なのに午後まで勉強させられるって、なんだか子どもたちが不憫に思えてしまうのは私だけだろうか。我が子の活躍を楽しみにする気持ちより、そこまでして学芸会ってやらなきゃだめ…?なんて思ってしまう私が冷めているのだろうか。夫と会話をしたら、夫も同意見だった。夫婦揃ってだいぶドライなのかもしれない。

そんなドライな気持ちのある我々夫婦なので、劇に出演すること自体はいいとして病み上がりの長男に無理に他の授業まで受けさせなくてよくないかということになり、午後の劇の出演に合わせて少し遅刻で登校させることにした。過保護過ぎだろうか。しかしそもそも学芸会と土曜登校に対してドライな気持ちがあってこそこういう判断になったりしている。そんな兼ね合いで、私が朝一の次男の劇を見に行き、その直後に夫が長男を学校まで送り届け、午後の長男の劇は夫が見にいく、ということになった。

朝、先に次男を学校へと送り出し、その後あまり時間を空けずにトップバッターの次男の劇を見にいくために私は学校へ出発。開演時間の30分前から開場はしていたらしいのだけど、そこまで焦らなくていいだろうと開演時間の10分前に学校の体育館に到着したら、既に観客席はぎゅうぎゅうで驚く。みんなそんな気合を入れて早い時間から席をとっているのかと周りの保護者の熱意に圧倒されてしまう。私はなんとか「出演学年優先席」の最後尾のマット席の一角に滑りこんだ。

最初に開会の歌やら開会の言葉(寸劇)があり、いよいよ次男の学年の劇。開始直後、舞台の場面転換のために大道具の「草」を舞台の上に素早く設置している裏方作業中の次男の姿が見えた。学芸会では誰もが一箇所裏役、一箇所舞台出演をすることになっているとのことだった。次男はなにげにメインの舞台出演のほうよりこの「草」を出す裏方の作業のほうが「うまくできるかなぁ…」と緊張している様子だったので、無事設置できたようでよかった。その後は劇の話が進み、話の最後のほうで警察役として次男が登場して無事一言台詞を発し、劇は幕を閉た。体育館に拍手が響いた。私も拍手をした。暗転後、保護者席は次に劇をする学年の保護者と早々に入れ替わらなければいけないため、素早く席を立ち体育館の外に出た。

私が帰宅したところでちょうど夫が長男を連れて学校に向かってくれた。その後しばらくして夫が一度帰宅し、昼ご飯は夫がパスタを作ってくれた。ありがたい、美味しい。午後、長男の出番を見に再び夫が学校へと出発した。私は今週に入ってずっと体調が本調子ではないので、私と夫で次男長男を分担して見にいくことにした。その後帰宅した夫曰く、長男も無事出番をこなしていたということで一安心。

はぁ…これでとりあえず子どもたちの年内の学校行事は終了。子どもたちの行事を控えていると、なんとなく当日まで子どもの体調管理に敏感になってしまったりと親も気持ちがソワソワして落ち着かない日々で気疲れしてしまうので、とにかく無事イベントが終了して安心した。


12月3日。日曜日。

昨日の学芸会を無事終えて、長男は病み上がりだし次男も疲れているだろうからと家でゆっくり過ごすことにした一日。夫が隣駅の図書館に本を借りにいくといい、子どもたちの予約本を借りてきてくれたり、帰りにパン屋さんでおやつのパンを買ってきてくれて優しい。私の分も嬉しい。リクエストしたクイニーアマンが甘くて美味しかった。

しかも昼は夫がキャベツと鶏肉のスープを作ってくれた。体調イマイチな体に温かいスープが沁みる。そして夜は麻婆豆腐鍋なるものを作ってくれた。もう週末のご飯、夫に頼りっぱなしである。ありがたい。本当にありがたい。体調悪いときにご飯を作るって本当に気力のあることだから、本当に感謝しかない。

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