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負けられない戦いに負け続ける…



久々の投稿になってしまいましたペコリー!

春休み…
小学生には春休みがあるんですね…
宿題もないんです…

時間がたっぷりある新2年生からの
「お母さんっ!次何するぅ〜?」攻撃をかわしながらの執筆作業には無理がありました。
とっ散らかった記事ばかり校了…

潔く春休みの間は手を止め、新2年生いもちゃんに向き合うことにしました。

やっと新学期。待っていたかのように体調を崩す新年長さんちゃん。
PCRもインフルエンザも陰性。
ただの風邪の割にやけにしつこいその喉鼻咳フルコンボの症状は次々に家族を襲い、最後まで耐え忍んだわたくしもついに病床に伏す。
そんなこんなで気づけばゴールデンウィークの足音が聞こえてきそうな4月下旬、ようやく皆復活。長い春休みじゃった(遠い目)


さて本日は「推し」の話。

突然ですが、皆さん「推し」は居ますか?

1990年代後半、若かりし頃を思い起こせば
時代はバンドブーム到来。むしろ襲来。

ファッションと音楽の親和性はとても高く、
90年代当時アパレル業界に身を置いていたわたくしは、ファッションの一部としてバンドブームの大波にも自ら挙って飛び込んでいった。
日本のメロコアバンドHi-STANDARDから
ゴリゴリの洋楽ヘビーロックバンドSlipknot(スリップノット)まで、流行りのバンドは漏れなく推していた(笑)
ひと月に一体CD何万円分買うの?というほどにあらゆる流行り曲を聴き漁っていた。
「タワレコやユニオンに入り浸る自分カッコいい」とすら思っていた節がある。
でも、そういう文化が当時は確かにあったんですよ〜。

そしてこのバントブーム、地味ながらなかなかの経済効果だったんじゃないかと推測する。
様々なコアバンドのライブへも足繁く通った。
安いバンドで2500円、海を超えて遥々やって来るバンドだと7〜8000円のチケット代。
さらにライブに行くと必ず買っていたバンドT。
のちに絶対、家族の誰かの部屋着になるのに!

タイムマシンがあったなら、当時の私の元に行って耳打ちしてやりたい。
「そのTシャツ、10年後あんたのオカンが大掃除のときの作業着にしてんで!もったいないから買うのやめときッ!」
1枚4000円とかするのに惜しげもなく買ってた。
数十枚、いや、下手したら100枚はくだらないバントTシャツの末路は案の定…

10年後風呂上がりのオトンがリンプビズキットのTシャツで焼酎飲んでた。我が家の居間に周回遅れのちょっとファンキーなオヤジ爆誕。
その横で、
レイジアゲインストザマシーンのTシャツでクロスワードに勤しむトリッキーなオカンも爆誕。
突っ込みどころ満載のその頃のアナーキーな実家の居間。

話を戻すか。

その一方で、性別問わずアイドルという生き物も大好きだった。
己の見た目が至ってフツーの無個性ゆえか、
昔から美しいもの、そして煌びやかな世界に
夢見心地になる特性があった。

ジャニーズやモー娘を真剣に推していた。
ちなみにイノッチ派でなっち派だった。

もう少し歴史を掘り起こすと中学生時代は
母と叔母の影響で宝塚歌劇団という、ハマらない人には説明したところでその魅力が1ミクロンも伝わらない世界にどっぷりハマった。
花組のトップスター大浦みずき様をそりゃもう死物狂いで推していた。

168センチと当時すでに高身長だった私に
「宝塚音楽学校行けば?」と冗談めかして行ってきた叔母。「…その道もあるのか?」と真剣に悩んだほどだ。
バレエを踊れもしなければピアノを弾けるわけでもなく透き通ったハイトーンボイスが出せるわけでもないのに一丁前に悩んでいたんだから、
身の丈を知らないって実にメデタイことである。

時は経ち、母となり40を越え。
今、全力で推しているグループがある。
その名は
SEVENTEEN

ご存知だろうか?
13人という大所帯の韓国アイドルグループ。

「え?13人?部活か!
そもそも17人じゃないのかよ!」

とツッコんだのが彼らとの出会い。
大阪在住の親友が彼らを推していることもあり何かと話題に上ってくることは多かったが、
その部活さながらの編成から深く知る事を軽く拒むこと数ヶ月。

信じられない強運でSEVENTEENの東京ドーム公演チケットを2枚引き当てた友人の付き添いで彼らのLIVEに行く事になった。
行くからにはメンバーを知らないというわけには行かない。
資格試験の勉強の傍ら、13人のメンバーの顔とパートを暗記する日々が始まった。

その美しさからまず1番に憶えたSEVENTEENメンバーがユン・ジョンハン
この世のものとは思えない美だ。
その美しさに語彙力がまるで追いつかない。
しかしジョンハン、ひとたび話し始めると
まさかの「大阪のオカン」キャラ大暴走。
上沼恵美子以上にヤイヤイ言ってくる。
ギャップの高低差ありすぎて
二度見で首をムチ打ちするレベル。
1人なのにとにかく「かしましい」
「オカン!わかったからちょっと黙っとき!」
喋り出すと早口で捲し立ててくるジョンハンに間髪入れずそう言いたくなる
しかし…とにもかくにも美しいのだ。

次に憶えたのが、ボーカルチームのメインボーカルのブ・スングァン
他の誰とも印象が被らない特徴のある見た目と伸びも太さもあるハイトーンボイスでアップテンポもバラードも歌い上げるスゴ技ボーカリスト。ダンスも上手く自分達のレギュラー番組の仕切りも抜群に上手い。わかりやすく言うと
歌唱力を身につけた中居くん

3人目として憶えたのが、美しさではジョンハンに引けをとらないジョシュア
アメリカ国籍の韓国アイドル。
見た目はアメリカ人でも韓国人でもなく日本人っぽい。アメリカなの?韓国なの?日本なの?もう大混乱!
この彼もアンビリーバブルな美しさと余裕、
品の良さを兼ね備えたビジュアル。
「高貴」が具現化するとジョシュアになる。
そんな感じ。

…そしてお気づきだろうか?
この調子で13人紹介していくと…終わらない。

実際、昨年末に東京ドームで行われた彼らのLIVEに行った時には、
メンバーの自己紹介だけで40分以上を有した。
1人3分以上自己紹介したら
13人✖️3分=39分
まぁ当然それ以上の長さになる。

1番目に自己紹介したメンバーは7人目くらいから飽きて話聞いてないし、最後の方に自己紹介するメンバーは同じく7人目くらいで多分ちょっと長めの瞬きで居眠りしたりしてる。
13人ってそんな人数。

LIVEに行った体感としては、
ファン層は主に10代20代が8割。
おばさん層…もとい、お姉様層が極めて少ないと感じた。
これはおそらく13人というメンバーは多過ぎてお姉様世代には憶えるのが困難という理由が少なからずあるのではと考察する。

見た目に特徴があるとすぐに憶えられるのだが、実際わたくしも、最後まで憶えられないメンバーが3人居た。誰かは敢えて言わないが、曲やシチュエーションによって色んな表情を見せてくるメンバーは憶えるのに苦労した。

それでも昨年11月末に行われたLIVEまでには13人を完璧に憶え新しいALBUMもある程度聴き込んで本番を迎えた。
とてもとても素晴らしいLIVEだった。
願わくばあの場所に帰りたい。今すぐに。

そんな中、来月また同じ東京ドームで、彼らのファンミーティングが開催されるというニュースが飛び込んできた。
行きたい!というより、行かずにはいられない。
3月初めからチケット争奪戦に参戦しているが
これが面白いほど全然当たらない。

ファンクラブ優先申込、モバイルファンクラブ優先申込等々、課金会員にも関わらずその機会をことごとく活かしきれてない。
自分のチケット運の無さに辟易する。
日頃の行いなのか?
ご先祖様どーにかしてくれないかなぁチケット。
神様を信じていないのでせめてご先祖様に無茶なお願いをしている毎日だ。

先週末、体調不良の中、面倒な手続きを踏み何回目かのチケット争奪戦に参戦した。
毎回申込時点では「ハズレる気がしない」
という勝ち気モード。
しかし毎回キッチリ、しっかりハズレる。

最新のチケット争奪戦もローチケからの

「先般お申し込みいただきましたチケットにつきまして、厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした。

くそーッ!
見飽きた、この文面、都合8回ほど観てる。
本当に見飽きたし、その日一日中使いモノにならないくらい落ち込む。
そして、ハズレた時のこの『憤り』は
本当にどこにもぶつけようがない。
私ほど行きたいと願ってる人など…多分ゴマンと居る。

最後のチャンスは一般発売日の5月3日13時…
ちなみにわたくし、その日義実家に帰省中でおそらくシープドックショーを家族6人で堪能中。
…終わった、チケット争奪戦にそもそも参加できる気がしない…

「5月のセブチの東京ドーム、チケット無いんだけど、音漏れだけでも聴きに行こうかな」

そう新2年生のいもちゃんに言ったら

「え、やめときなよ、余計悲しくなるよ」

と至極冷静な回答をいただいた。
うちの7歳オトナだな。

本日も楽しい推し活がんばりまーす♪
※泣いてなんかないよグスン

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