クボタスピアーズのファン＝オレンジアーミー。一言にオレンジアーミーといっても十人十色。好きな選手も好きになったきっかけも応援方法も様々。
ひとりひとりのオレンジアーミーに思いがあり、ストーリーがあります。そんなオレンジアーミーの皆さんの楽しい様子を紹介する「みかん日記」。

2022年12月から始まった、リーグワンのレギュラーシーズンも今日が最終節。対戦相手は第1節で18年ぶりに勝利した東京サントリーサンゴリアス。
両チームともプレーオフ進出が決まっているが、お互い負けられない1戦。スピアーズの「えどりく不敗神話」を継続するためにも、オレンジアーミー達の応援にも力が入ります。

ゲーム前にはラグビー体験を楽しみました。
ラグビー体験に参加するオレンジアーミーにインタビューしました。

いくつもの試合前インタビュー記事を書いてくれたN(nakafuto)さん

体が大きく（お腹では無く身長です。）就職した会社でラグビー部に入り、ロックで汗を流したnakafuto（@nakafuto_kari）さん。
「ロックをしていた３０年前は痩せていたんですよ。」

船橋のクボタグラウンドへ練習見学に足を運び、ボーっと見ているうちに色々な方々とお友達になり、気が付いたらスピアーズのファンになったそうです。（決してボーっとしていられる方では無いと思うのですが。）
「オレンジアーミーは仲間です。オレンジであれば繋がれる。」
（オレンジアーミーへの思いを語ってくれました。）
スピアーズへ一言
「チームの皆さんが頑張っています。私たちも頑張って応援します。優勝まですべて勝ってください！」
（力強いお言葉をいただきました。これからもオレンジリポーターとして素晴らしいリポートしてくください。）

大学ラグビーのヒーローたちーと共に

2018年、早大の3年生だった岸岡智樹選手。早慶戦で決めた55ｍのドロップゴールに感動。そして関西大学ラグビーで低く刺さるタックルで大暴れしていた天理大の岡山選手に惚れていたこうちゃん(kouchan（こうちゃん）)さん。2020年に二人が入団したスピアーズのファンとなったのは必然です。
（今シーズンのリーグ戦で二人の出場はありませんでしたが、来シーズンは是非出場して欲しいですね。）
他のチームのファンでもあるこうちゃんさんにとってオレンジアーミーとは。
「えどりくだけでなく、スピアーズの試合に行けばなぜか知った顔のオレンジアーミー達が集まって話をしたり、おいしいお菓子の交換など。エコパスタジアムの静岡ブルーレヴズ戦の時も、オレンジアーミーが計画してバスをチャーターして応援に行きましたが、なかなか他のチームでは見ません。だんだん家族的になってきているみたいですね。」
（選手たちもスピアーズというチームを「家族的」と言っていますよね。オレンジアーミー達ももっと大きな「家族」になると良いですね。その時私は「頑固じじい」が良いな。）
こうちゃんさんのとって今の悩みは、5月20日のシーズンエンドファンクションの募集人数が100名と狭き門なことだそうです。その時は落選したオレンジアーミーが集まってスピアーズの優勝を祝いましょう。

試合前のラグビー体験

試合前のフィールドでは、抽選で選ばれたラッキーな約100名のオレンジアーミー達がラグビー体験に参加しました。

参加者たちは始まる前から集まってパス練習とやる気満々。みんな大丈夫？
指導してくれるのは育成コーチたちと、山本選手、古賀選手、侭田選手、甲斐選手。「ゴールキック」「ハイパントキャッチ」「コンタクト」「1対1」の体験です。最後にはなぜか選手たちとスクラムを組むオレンジアーミーまで。
①ゴールキック：Hポールの上を超えるはずのボールはいずこに？二度と「アーーーーっ！外しちゃった！」などと言いません。
②ハイパントキャッチ：キックボールは高い！早い！そしてノックオン(´_`｡)
③コンタクト：男どもはタックルしている自分に酔い、乙女はタックルバックが無ければ直接抱きつけるのにと嘆く。
④１対１：小学生のステップに翻弄される昔の小学生たち。

あっという間に楽しい一時間が過ぎました。グラウンドを後にすると”足が痛い””首が痛い””手が痛い”。まだまだトレーニングが不足しているのかな？（不足というか、何もしていないですよね。）

最終節（vs.サンゴリアス）は熱い

すでにプレーオフ進出と、3週間後に準決勝で戦うことが決まっている両チームにとって、今日の試合はプレーオフに向けて勢いに乗るため重要な試合です。
前半は10対5とスピアーズのリードで折り返します。後半も先にスコアしたのはスピアーズ。
しかしその後攻め込まれる中、2名シンビンで13人に。苦しい時間帯にサンゴリアスに逆転を許して一時9点のビハインド。
そんな時でもオレンジアーミー達は、
「まだ20分近くある、絶対逆転できる！」
「えどりく不敗神話を信じよう！」
みんなで励ましあい精いっぱいの応援を送り続けます。
オレンジアーミーのそんな願いが届いたのかノーサイドまでの15分間で4トライの猛攻。最終スコア39対24で勝利しました。
詳細は、チームのHPを是非ご覧ください。
”4/22（土）NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 第16節　東京サントリーサンゴリアス戦の試合結果を掲載しました”をご覧ください。

今シーズンで退団が発表された選手の中でライアン・クロッティ選手（以後クロッツと呼ばせてください）が先発メンバーとして出場します。
RWC2019でもオールブラックスで活躍していたクロッツがスピアーズに加入してから4年、当たり前のように見てきたグラウンドのクロッツの姿を見られるのはあと少し。目に焼き付けておきす。

両チームのファン達もノーサイド

ゲーム終了後はサンゴリアスファンとオレンジアーミーが集まり記念写真。DJでスタジアムみんなを盛り上げてくれた森田淳司さん（@DJ_Atushi）、白石みゆさん(@myumyu_SS)も一緒に参加してくれました。
記念写真はオレンジアーミーのジャックさん（@orangearmy_jack）と、サンゴリアスファンのねむさまさん（@Y37SNvfim0rt6MQ）がみんなに声をかけてくれました。
3週間後の5月14日、秩父宮での準決勝でまた会いましょう。

（写真はチームや参加者に許可を頂いた上で掲載しています。）