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アクティブな私がじっと出来た趣味3つ

20歳を過ぎたあたりから、私は多動であると感じた。レストラン接客、スクールカウンセラー、フィットネスインストラクターは合っていた。カウンセラーは1日の半分は教室を回ったり児童について校庭で遊んでおり、もう半分は教室を改造したカウンセラー室にバランスボールを持ち込み使っていた。大学での授業は90分座ったら休憩時間はとにかく外に出て立った。完全リモートでバリバリ活躍する兄弟に触発されて、フルリモートのカスタマーサービスの仕事についたことがあるが、パソコン画面の前で一日じっとしていることが耐えられず、二日で退職した(笑)。複数のカウンセラーと話してきたが、ADHDやASDの検査を受けるよう勧められたことはないので、生まれつきの発達障害でなく、アダルトチルドレン(AC)の2次障害だと思っています。ACの大人は、毎日の生活に生きづらさを感じストレスを溜め込んでしまうことから、うつ病や摂食障害、アルコール依存症、不安障害、適応障害など二次的な精神疾患にかかりやすい傾向がある。じっと座っていると体が固まるようで不安なのか、長時間の座りは健康を害するので不安なのかもしれない。

そんなわけで、趣味はバレエ、フィットネス、ジム体験めぐり、ポールダンス、乗馬、ヨガとアクティブだ。ヨガは心身のバランスを整えるという意味ではリラックス系だが、私の好きなBowspringという種類のヨガは背面の筋肉を中心に強化するワークアウト要素が強い。疲れると夜よく寝れる、気持ちいい以外にも、体を動かしているとどこか安心し、2時間以上座っていると不安になる自分がいる。

ノルウェー滞在時にコロナ禍となり、大学のジムクラスや街のダンススタジオ、スケートリンクが閉鎖され、日々の散歩以外にアクティブな趣味ができなくなってしまいまった。寮を一歩出れば美しい自然とデザイナーハウスのような家が並んでいましたが、一日中散歩をするわけにはいかず、私にとっては制約があった。(トップの写真にいる)当時のルームメイトTonjeに誘われてやったのがダイヤモンドアートだ。ビーズを一つ一つ土台に付属ペンでつけていく作業で心が無になり、運動で得られる達成感が座っていても得られた。私は今でもキラキラ輝く美しさの中にいたいんだ、バレエの神秘的で綺麗な世界の人でありたいんだと分かった。ダイヤモンドアートが数年後、ティアラ作りを始める下地となった。
(上リンク二つはトーニャが作成した壁用大型。魚のはまるで大きな水槽があるようで綺麗、下は30*40の私が試したもの。)

昨年の半年間、地元の市民大学でフランス語のクラスに通っていた。きっかけはベルギー人の元カレと付き合っていたから。ブリュッセルでの同棲が決まりつつあったから、フランス語を勉強しようと思った。別にフランスが好きだからって訳じゃないけど、楽観的だった。というよりは現実逃避をしていた。彼が築いた土台と建てた家に、自分の旗を立てさせてもらえるなら、人生楽勝かも!と他人軸全開だった。もちろん他人が耕して旗を立てた土地は他人のもの、私がちゃっかり私の旗を立てようとしても、自分軸がないので旗はグラグラ。彼とは移住直前に別れたけど、語学学校自体は楽しかった。社会人になってから、毎週大学で90分も勉強する習慣が新鮮だった。50代や60代のクラスメートと出会えて、人生の多様さを学んだ。自発的に専攻を選んでこなかった感覚がある私にとって、(元カレという他人軸の理由とはいえ)初めて自分で学びたいことを選び、投資した経験だ。おかげで今は、ベーシックフランス語が理解できる。いつかはフランスに旅行に行きたい。

最後の趣味は、シャワースパだ。湯船に入るのは極端な考え方をすれば発汗ダイエット🥵と言えなくもないが、何事も「ラクに」「心地よい」を大切に生きているので、気持ちの良い時間を過ごす紹介だ。ブルガリア滞在中、彼が私の黒髪が好きだと知って、プレゼントしてくれたのがTekniaのシャンプー。ケチな私は値段を聞いて、ボトルの説明書にあるように小指の第一関節分だけちょこっとずつ使っている。泡立ちも抜群で、髪もツヤツヤ。スペイン発だけど、スペインはLoeweやDesigualなど、カラフルで生命力を感じるブランドが沢山ある。テクニアも早く日本にお店を出してほしい。私は待つことが苦手だが、このシャンプーを使うようになってから、つけてから3分置くということができるようになった。ちなみに待つのが苦手な人は、時間を有意義に使わないと、効率的でないとダメ、という「有意義病」な人が多い。

心身が”快/不快”で教えてくれる”したい/したくない”の感覚を無視して、しなければならないことばかり、「やらなきゃやらなきゃ、あーできなかったどうしよう」と自分に押し付ける生き方をしていたら苦しくなる。やるからには「意味のあることにしなければいけない」と自分の首を絞めないでほしい。「必要な無駄遣い」を禁じて心の癒しや楽しみを自分から奪っていった結果、鬱や他人からの褒め言葉が唯一の支えになってしまう。私は、摂食障害が良くなる過程で、心を豊かにする「時間やお金の無駄遣い」を許していったが、今でもいつの間にか「有意義病」が顔を出し、癒しや楽しみになる無駄を省いてしまって、苦しくなることがある。私も、これを読んでいるあなたも、自分が自分にしてほしいことを自分にしてあげてほしい。

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