岐路に立つ3回目

「3回ご飯に行って告白しなかったらただのいい友達で終わる。」

っていうある映画のセリフがふと浮かんだ。

その時は、聞き流してなんとも思ってなかったけど、なんの変哲もなかった今日、ようやくわかった気がする。
いつだって3回目がどうだったかなんて、そもそもいつが3回目だったなんて覚えてすらいないけど。

これって恋愛に限った話ではないと思う。
中国語に「縁分」という言葉があるように、縁ってただ結ばれるだけじゃなくて離れることもまた縁と考えたら、無理に関係を続ける必要性もまた無目的に何かに固執する必要性もないんだと思うようになった。
好きだったヒトもコトもモノも、憧れてなりたかったヒトも手にしたかったモノも成し遂げたかったコトも、手放すのは心苦しいし、すぐに捨て去ることはできないけど、最後まで愛で切ってやりたい。

3回って結ぶ縁と離れる縁を決めるちょうどいい「間」なのかもしれない。
これからは、もう少し3回に気を留めてあげたいし、大事にしたい。

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