精密機器収納木箱の製造

精密機器収納木箱をはじめ、刃物の収納などを用途とした幅広い木箱を製造しています。

・塗装の手配を行う

・材料の仕入れから加工まで、一貫生産できる

・アセンブリ対応

など、生産体制の利便性によりお客様のご希望の生産ロットに柔軟に対応することが可能です。

製造工程

合板から木枠、天板、底板の材料を切り出します。パネルソーで幅切り後、横切盤で長さをカットします。

使用材料はシナ合板のｔ9・ｔ5.5です。

木枠を組み立てます。材料を治具に沿って接着剤で張り合わせた後、ピンネイルで留めます。

木枠に天板と底板を取り付け、箱を組みます。木枠の組み立て同様、木枠に天板を接着剤で貼りつけ、タッカーで留めます。底板も同様に行います。

箱組作業後、プレス機で圧着し平面を出します。

塗装に影響が生じないよう、部分的にパテで補修し、隙間を埋め滑らかな表面に整えます。

細かな作業ですが、塗装時の不具合を避けるために、材料の状態に応じて行っています。

サンダーで側面をサンディングし、平面を出します。

塗装上がりの製品に錠の取付を行います。治具で固定し、穴位置に注意しながら作業します。

テーブルソーで箱の中心を挽き割り、蓋と収納部を製作します。

完成品はこちらです。今回ご紹介した精密機器収納木箱のように、6面が平滑で精密な直角が出た木箱の製造が可能です。ご希望の用途に適した木箱の製造を承りますので、お気軽にご相談ください。

こちらの記事では、他にも様々な木箱をご紹介しております。