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2023.3.11 この補助金絶対欲しい!

3月11日(月)
本日は、新工場に使おうと考えている「補助金」のその後の情報について、共有したいと思います。


以前からみなさんにお話していたのは、「農水省」の補助金でした。これはどんな補助金かというと・・・

国内の産地と連携して、国産の原料をいっぱい使ったり、輸入原料を国産に置き換える際に、それにかかわる製造ラインの増設に補助金が出るというものです。
建屋は補助金の範囲外なのですが、機械設備に対してその額の1/2補助が出て、最大5億まで補助します。というものです。

内容的には、うちの新工場にピッタリで、うちが使うためにあるような補助金だと感じました。

ただし大きな欠点があって、事業期間が短くて来年の2月までなんですね。
ということは、建屋を建てて、機械を全部設置して電気工事も終えて動かせる状態にして、来年2月に報告書を出す必要があります。

これが結構きついんですね。
計画では建物が建つのは12月か1月です。それから機械を設置していくと2月には間に合わないんです。
補助金に合格しても、遅延して補助金もらえなかったとなると命取りになります。


で、さてどうしようか・・・

悩んでると、先週新しい補助金が正式に発表されました。
「経済産業省」の補助金です。

内容はこんな感じです。
中小企業の「賃上げ」あるいは「人手不足解消」をするためには、業務を効率化して企業が成長していかないと実現できません。
なので、大きく成長しようという意思のある企業が、大規模に設備投資をするという場合に補助金を出します。というものです。

これが本当に大規模で、最大50億までもらえます。
補助率は1/3と下がりますが、建物にも適応できるのが魅力です。

で、最大の魅力は何といっても、事業期間が単年度ではなく3年間なんです。
3年あれば、納期や工事が遅れても絶対納まります。


ただし、大きなデメリットもあります。
工期が1年遅れるということです。

先週から公募が始まったのですが、交付決定するのは年末位になりそうなんです。
なので、建物に着工するのは今年ではなく来年になるんです。
とすると、単純に計画が1年遅れます。
それだけでなく、今の物価高を考えると見積額が今年よりかなり高くなるということが想定されます。5~10%アップで収まればいいのですが、20%アップとかになると・・・

それでも、事業期間が3年間というのは大きな魅力なので、今のところ後者の「経済産業省」の補助金を申請するのが正解だと考えています。
計画は1年先になりますが、公募は始まったので急がないといけません。


「新工場計画」は会社の未来を左右する大きな事業です。
こうやってみなさんと情報を共有しながら、一緒に未来を作っていきたいと思います。


それでは今週もよろしくお願いします。


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